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( ^ω^)千年の夢のようです

842 ◆3sLRFBYImM:2015/10/25(日) 00:12:27 ID:TxThKRSo0
       《また神の瞼の下に埋め直された》



从 ゚∀从 「クー?」

       (゚- ゚ 川 「私が先に行こう」


淀みのない歩みと、歪みのない声で素直はそう言った。

[かがみ]の前に立ち、長く美しい黒髪が一度だけ伸縮する。
顎を上げ、何もない宙をふと仰いだのだと、二人には分かった。


       川 - ) 「――――」

从;゚∀从つ 「クー!」


だが素直の足は二度と止まらなかった。
友に背を向けたまま唇を動して…
後ろ手を軽く振ると、そのまま[かがみ]という靄に飛び込んでいった。


    从;゚∀从つ
ξ ⊿ )ξ
   ( A )


素直は評議会で与えられた【現】の意味を、彼女なりにずっと考えていた。


いま出来ることは、いまにしか出来ない。
昨日の自分には不可能で、明日の自分にも不可能かもしれない。

だから "いま" なのだ。
…それは同時に、最も移ろいやすく愚かな決断にもなる諸刃。


かつては過去の自分が吐いてしまった不謹慎な言葉の尻拭い。
これからの名瀬の空間…そして[かがみ]の効力。

薄氷の上を歩く選択肢しかない彼女は、それでも悦び尖兵として役目を請け負ってみせた。



「これが役割というものなんだろう。
…ならせめて私は、自分で求めて、自分で何者かになりたい」
 




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