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( ^ω^)千年の夢のようです
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そう言うと、フィレンクトは足早にダイオードから目を背ける。
職務とはいえ、知人の子を──
/ ゚、。 / 「フィレンクトさん、私、悪いことしたの?」
「……君は、」
/ ゚、。 / 「ごめんなさい…だから、おうちに帰して」
「、……」
──つい数日前にもレモナの留守中に面倒を見たことがあるこの娘を、こんな場所に連れてきたくはなかった。
「…私にはその権限がない。
寒くなったら、そこにある毛布を使うんだ。
足りなければ追加を持ってくるから」
/ ゚、。 / 「うん」
一週間後には失われる命が、少し微笑んだ。
彼女のなかで、まだフィレンクトは優しいおじさんで居られるらしい。
だから余計にフィレンクトの心を蝕む。
若さゆえに迷う警官は、牢の出入り口に紐で掛けられる書類に作業用チェックの印を付け、
地上への階段を逃げるように駆け登っていった。
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