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( ^ω^)千年の夢のようです
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一度の交錯を合図に、その戦いは静かに始まった。 広間はさながら能の舞台上と化す。
舞を演じるかのように踊る二人の姿は微塵も老いを感じさせない。
ニダーの目に映るのは、幾つもの光の筋が軌跡となり、互いの身をすり抜けていく峨嵋刺と炭素鋼の織り成すレーザー光。
背後が瓦礫となりて破壊されていく雑な摂理音が響き渡るのとは対照的に、芸を披露する二人の空間は無音に感じられる。
得物を放る指先、
体重を移動させる腰の運び、
宙に浮く爪先、
次の対象を見据える眼差し。
もし人間の動き、芸というものを点数や数値化するような無粋なシステムがこの世界に存在するならば、きっとニダーの方が彼らに勝るだろう。
そんなものとは別次元の概念がここにある。
彼らの動きひとつひとつが、
観る者の思考を気付けば領犯してゆく…。
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