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( ^ω^)千年の夢のようです

252 ◆WE1HE0eSTs:2014/10/20(月) 18:30:00 ID:upfhhKc.0

「恐らくは拙者ですが…」


はて何を、といった表情で、見張りの剣士はニダーを見返してくる。
その佇まいはいつもと変わり無く思えた。


──それがおかしいのだ。
何故、"彼らはそれを報告しなかった" ?
何故、″客人の外出を伝えない" のか。


<ヽ;`∀´> 「ここ数日でモニターに変わったことは?」

「私がみる限りでは。
引き継ぎもおなじく、いつも通り異常はありませんので」

<ヽ;`∀´> 「……分かった、…」


項垂れるニダー。
釣られるように、二人の剣士も項垂れた。
 ── その身を縛る炭素鋼の反動のせいで。


「ぐおっ」
「?! ニダー殿、なにを」

<;`∀´> 「きつね! 御師に伝えるニダ!
〈後手〉と!」


         《かしこまりマシタ》

呼び声に応え、どこからか若い声がする。
しかし同じ名前の奉公人よりも幾分低く。




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