レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)千年の夢のようです
-
一度発動した魔導力は継続してその効果を発揮しない。
少しずつデスペルの効力が薄まると共に、
亡者の腕が興味を失い、ニダーへの強襲は力を失っていく。
反して手伝うように、
継続して穢れを吸い寄せる風水魔法が、亡者の芯を向こう側へと引きずり込む。
<ヽ;゚∀´> 「っオ!」
ニダーは好機とみるや一歩下がると同時、素早く腕を振り上げた。
袖口から飛び出す複数本の峨嵋刺が、
その固形物の横をすり抜け ──巻く。
<ヽ;゚∀゚> ( 間に合えっ!)
人がいるとなれば放っておけなかった ──そこに師の言葉など関係ない。
そのまま勢いを殺さず、ニダーは更に大きく飛び退いた。
キリキリと袖先で鳴る音は、嘶く亡者の声にかき消える。
転がり離れる身体が砂を絡めて汚れていく。
受け身をとる余裕もなかった。
ひたすらに…、その場から逃れる。
── ォォン… ── ォォン…
── オ オ ン …
あとに残るは
耳にこびりついた呻き声だけ…。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板