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( ^ω^)はメダロットと共に歩むようです。

46名も無きAAのようです:2014/08/02(土) 00:46:32 ID:dY9vMrrM0
( ^ω^) 「あ゛ー痛ぇお。」

早朝、ちらほらと雀が鳴き出す頃、ブーンは荒巻の研究所前に立っていた。
体中の筋肉の悲鳴に、弱音を吐く。あれほどの重労働の後、一日置けば、帰宅部のブーンの体にダメージが発現するのは自然だ。
ブーンは研究所の玄関のドアノブに手をかた。しかし、回すも、それは侵入を許さない。

( ^ω^) 「もうとっくに起きてるはずだお…。ガレージかお?」

今度はガレージに足を向ける。白く、埃に汚れたシャッターが閉じっぱなしではあるが、どうやら鍵まではかかっていないようだ。
ブーンはシャッターの底辺に手をかけ、勢いよく持ち上げた。
けたたましい音とともに、ガレージ内を朝日が照らし出す。
空気に舞うほこりが光に浮き彫りにされるのを見、ブーンは顔をしかめる。

( ^ω^) 「汚ねぇお…お、じーさん寝てるお。よくこんなとこいて病気にならないお…。」

ガレージには、奥にメダロットを安置するための巨大な灰色のカプセルが三台に、様々な太さのケーブルが繋がれている。
その中央には、デスクトップPCが黒ずんだ机の上に対象的な新しさで配置されている。そこに、荒巻はいた。
キーボードに顔を密着させ、安らかな寝息をたてている。

PCのディスプレイには、「ナノマシン配置編成完了」の文字が点滅していた。


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