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(‘_L’)は命令が欲しいようです
18
:
名も無きAAのようです
:2014/06/18(水) 04:18:14 ID:5JotI9w60
慈悲心を持ったわけでも、哀れんだわけでもない。あの男は間違いなく、己の敵だ。
復讐を忘れてなかったはずだが、ジョルジュはフィレンクトの存在をもて余している。
この世の常識を身につけ、傲慢であれば十分だった。仲間たちの多くは痛めつけて生まれてきたことを後悔されるようなやり方で処刑することを望む。
それは憎む相手の、残忍な手口に対しての報復だからだ。フィレンクトは非道だが残忍ではない。冷徹だが汚くない。見本のようにきれいな殺しかたをする。だから彼に見合うのは絶対の死。どれほど魅力的な情報と交換してもそれを変えるつもりはない。なのに彼 自身が、それに恐怖していない。
どちらかといえば、死ぬことよりも放っておく事の方が不安そうに見える。事実、敵(フィレンクト不安から主人に近く認識しているがジョルジュにそのつもりはない)から受け取った銃で死のうとした。怯え、懇願しなければ裁いたことにはならず、溜飲も下がらない。
さきほどのペニサスの言葉で痛めつける案も立ち消えた。殺してくれと頼むほどの拷問は、時間がくれば死んでしまう。フィレンクトには、死は主人が下す命令の一つにすぎないのだった。
_
( ゚∀゚)「奴は凶器だ……」
問題はどのようにしてそれを裁くべきか
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