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(‘_L’)は命令が欲しいようです
176
:
名も無きAAのようです
:2014/10/28(火) 00:16:44 ID:WubQ7zgo0
女はフィレンクトを品定めをした。
シンプルな、それでいて野暮さのないスーツは長く整った手足によく似合っている。
取り繕うような無表情が少し気にくわない。その余裕を、崩したくなった。
(*゚ー゚)「……あなたお店の方?それとも」
(‘_L’)「使いです」
(*゚ー゚)「……ふふ。そうなの。ねえ、わたし人に酔ったのよ。だからさっきからここで休んでるの。お使いならカドも立たないし。どうか静かなところへ連れていってくださらない?」
そう言って、女は花を差し出したフィレンクトの腕を掴んだ。
(‘_L’)「……エスコートには慣れていませんし、私はただの配達です。どうか他の方と」
(*゚ー゚)「わたしはあなたがいいの。あなたはわたしの隣ではいや?」
(‘_L’)「いいえ。ただ身分不相応ですので」
(*゚ー゚)「いやだ、使用人の手を借りることに何の問題があって?いったい何を想像したのかしら」
フィレンクトは顔をそむけた。
初々しい反応に女は少しだけ気がはれる。
それでもフィレンクトの硬質な表情をもっとつつきたくなった。
(*゚ー゚)「お前の主人に叱られるというのなら大丈夫よ、さあ、手を引いて」
しなだれかかるようにフィレンクトの腕を組んで引き寄せる。
それからバラに顔を寄せた。
(*゚ー゚)「贈り主がいったい誰なのか、
時間をかけて聞きたいわ」
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