[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
('A`)は異世界で戦うようです
597
:
1
:2014/08/15(金) 21:08:16 ID:YSQy/0hU0
ドクオを覆う水の障壁。光の礫の軌道が逸れた。しかし、黒槍は障壁を突き破りこちらへと侵入する。
突きを戻す勢いを利用して体を返し、槍を消し飛ばす。障壁がなくなるのを見計らって人形の手がこちらに伸ばされるのが見えた。
さらに反転、剣で腕を弾いて全身を前へ。岩に体当たりをしたような反動が返ってきたが、人形との距離が離れた。
中空に光の弾が浮かんでいる。動き出すのを確認してから逆方向へ駆け出し、オサムの位置を確認。あまり離れていない場所に、奴はいた。すでに複数の術式を展開しており、こちらの動向を探っているのだろう。
迷うことなくそちらへ足を動かすと、周囲の床がタワー状にいくつもそびえ立つ。
('A`)「しぃちゃん!」
(*゚ー゚)「了解です!」
ドクオの掛け声で、しぃが用意していたのか広範囲の魔法を発動。巨大な氷の刃が隆起した岩々をまとめて凪ぎ払い、一瞬で凍りつくと粉々に弾けとんだ。
ドクオは最大速度を維持したままあと二歩のところまでオサムに接近、居合いの要領で後ろに流していた剣を目一杯横に振るう。
刹那、視界にノイズが混じった。次の瞬間オサムとドクオの距離が離れ、その中間に人形が現れる。
( ゚"_ゞ゚)「そう簡単に近付かせるほど俺は安くないぞ」
('A`)「くそっ!」
右、左と物理攻撃を交えながら人形は魔法を巧みに操りドクオを攻撃していく。さらにその後方にいるオサムはそこまで強いものではないが魔法で支援。しぃも負けじとオサムの魔法を相殺、攻撃を返していくもののやはり経験の差かドクオ達は徐々に押され始めていた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板