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('A`)は異世界で戦うようです
536
:
1
:2014/08/01(金) 21:18:43 ID:Fg3tJaY20
(゚A゚)
それを追ってドクオは走る。一瞬でそれに追い付くと元の形が残らぬほど縦横無尽に斬撃を繰り出し、最後に大きく上方から降り下ろすと、前方広範囲がまとめて消し飛んだ。
ドクオはゆらりと残した下半身へと振り返る。
街全体を覆っているはずの結界が淡く色付いていた。そこから幾筋もの光が人形に集まり、人形は元の形へと再生する。
( ∵)
(゚∀゚)「GYAHAHAHAHAHAHA!!」
笑いが止まらない。楽しい、愉快だ。
壊しても壊してもこいつは戦える。殺しても殺してもこいつは動ける。
ならばもっと徹底的に、もっともっと絶望的に蹂躙してやる。
(゚∀゚)「Haaaaaaaa!!」
( ∵)
人形が動いた。再生した腕をこちらに向け、同時に大量の魔力が収束。全てを殺す絶対的な力が地を抉り、周囲の建物を薙ぎ倒しながらドクオへと向かってくる。
ドクオは片手を前に出し、軽く払った。それだけで魔力は霧散し、沈黙が訪れる。
(゚∀゚)「AHYA!」
ドクオが跳んだ。一瞬で人形の真上に移動し、落下する勢いを利用して剣を降り下ろす。
対応できない人形は数瞬遅れて防御するが、間に合わない。頭から真っ二つになりごみのように転がる。
着地したドクオは人形に近付くと片方を持ち上げた。
(゚A゚)
先程までの笑みはもうない。
がっかりだった。あまりにも面白くない。神を謳いながらこの程度の力、自分の足元にも及ばないなど甚だしい。
これは油断だったのかもしれない。強大すぎる力を持つがゆえの慢心、ドクオは持っていたそれを投げ捨てる。
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