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('A`)は異世界で戦うようです
506
:
1
:2014/07/20(日) 21:39:13 ID:V03MPEb.0
ショボンは自分の胸に手をあて、集中する。自分を中心に巨大な魔法陣が浮かぶ上がった。
(´・ω・`)「こうなれば、この鉱山を纏めて消し飛ばすしかない」
当然それには魔力が足りないが、周囲にある魔導鉱石と自身の生命力、即ちマナを術式に転用すればそのくらいの出力は叩き出せるはずだ。
もちろん取り出すマナの量を間違えればショボンの命はない。
しかし、それでもショボンには部下を死なせて一人生き延びるなんて真似は出来そうもなかった。
自身を媒体に周囲の術式を展開。魔導鉱石も十分な量が確認できた。それらを結びつけて記憶にある座標へと範囲を拡げていく。
(´・ω・`)「……あとは、天に委ねるしか━━」
魔法が完成する直前、ショボンの胸を何かが貫いた。
( ∀ )
(;´ ω `)「なっ……」
首だけを後方に向けると、いつのまにか起き上がっていたモララーが槍を突きだしていた。
大量の血液が傷口から溢れ落ちていく。
(´ ω `)「詰めが……甘かったか……」
もはやショボンの生存は絶望的だった。自身のマナを限界まで抽出し、かつこれだけの失血。生き延びたとしても目を醒ます確率は限りなく低い。
だが、彼にはまだ信頼できる男がいる。
何も知らず、自身の信念のために剣を取れる男が。
(´ ω `)「頼んだ……ぞ……ドクオ……」
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