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('A`)は異世界で戦うようです
500
:
1
:2014/07/20(日) 21:34:08 ID:V03MPEb.0
◇◇◇◇
(;´・ω・`)「ふっ、はっ」
( ∀ )
逃げ場のない狭い空間の中でショボンはひたすらモララーの攻撃をいなしていた。
攻撃は全て急所狙いの単調なものだ。いなすのは難しくないが、そのスピードが尋常ではない。
筋力や反射神経強化の魔法を使っているのかもしれないが、人間が可能とする動きを大きく上回っている。これでは筋肉や内部器官に相当な負担をかけているのは間違いないだろう。
にも関わらず、モララーの表情は一切変わらない。うっすらと汗が浮かんでいるくらいで、痛みに顔を歪めることも疲労による身体能力低下もなく、ひたすらにショボンという敵を躊躇なく殺そうとしている。
カキン、キン、カキンと金属を弾く音が部屋の中に響いている。何も知らぬ人間が見れば剣舞をしているように見えるかもしれない。基本にどこまでも忠実だったモララーだからこそ一挙手一投足が芸術のように洗練されているのだ。
モララーの槍がショボンの右脇を通過する。伸びきった腕をショボンは真下から蹴りあげた。
モララーの腕が上がると同時にショボンは剣を横に振る。
浅く腹部を裂いただけだった。あの状況からモララーはバックステップで致命傷を避けたようだ。
一度ショボンは距離を取る。滝のような汗が全身を流れていくがそれに構っている暇はない。
(;´・ω・`)(獲物のリーチに差がありすぎる。かといって魔法を使えばこの部屋は崩落しかねない)
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