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('A`)は異世界で戦うようです
445
:
1
:2014/07/11(金) 22:56:41 ID:MuFWsT2w0
◇◇◇◇
鉱山の中はまるで迷路のように入り組んでおり、採掘場と呼ばれる場所以外の道幅はけして広くはない。ともすれば広い部屋の中で報告書を読むショボンには少しばかり息苦しさを覚えさせる。
唯一の救いは道がきちんと舗装されていることだろう。採掘した鉱石を安全に運ぶため、路面に飛び出したり尖った石や岩は丁寧に取り除かれており、ちょっとしたお屋敷の廊下と遜色ないほどだ。
両側の壁に取り付けられた魔法石の明かりが頼りなく床を照らしている中をショボンは早足で進んでいる。
魔力の糸はこの奥に続いており、鉱山の深くに足を進めるにつれてはっきりと色濃くなっていた。
(´・ω・`)「……随分と広い採掘場だな。この鉱山のメインか?」
開けた空間を見回してショボンは感嘆の声をあげた。
四角い箱のような形をした部屋は採掘場としては異例とも呼べるほど広く、王都ヴィップの玉座の間の三倍以上ある。周囲を見渡せばキラキラと輝く何かが岩の壁に混じって剥き出しになっており、その数足るやとてもではないが数えきれる量ではなかった。
ショボンが一瞬自分が夜の星空の中に迷い混んでしまったかと錯覚してしまうほどに美しい。所々部屋を支えるための柱が立っているのが少し残念ではあるが。
(´・ω・`)「魔導鉱石の原石、か。採掘するのは難しいと聞いたことはあったが、なるほど」
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