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('A`)は異世界で戦うようです
408
:
1
:2014/07/03(木) 18:21:13 ID:2V.Din8.0
ふとモララーは立ち止まる。人のいない道の真ん中に異彩を放つ人間が立っていた。
【+ 】ゞ゚)
棺桶のような物の隙間から覗く顔。そもそも何故棺桶が道の真ん中に立っているのかが疑問だが、怪しい人間であることに違いはない。
( ・∀・)「おい、こんなとこでなにやってんだ」
一瞬声をかけるべきか迷ったが、話は聞かなければならない。それが騎士というものだ。
男から返事はない。じろりと一瞥をくれただけで、すぐに明後日の方を向いてしまった。
( #・∀・)「おい、てめえ、質問に━━」
相手の反応に語気を強くしたモララーが近付いた時だった。
( ;・∀・)(体が……動かない……)
【+ 】ゞ゚)「ずいぶんといい素体だ。ぜひとも使わせていただこう」
男が何事かを呟くと、棺桶から黒い人形のようなものが何体か歩いてきた。ような、というのはここまで近くにいながら靄がかったようにそれの正体を認識できないからだ。
( ;・∀・)(くそっ、動け動け動け!!)
何かの魔法なのか、モララーはスペルキャンセラーを発動させる。体は動かずとも口は動くようで、すぐさまモララーは後方に距離をとって体制を立て直す。
黒い人形の動きはそれほど早くない。棺桶男もその場から動こうとせず、こちらの動きを観察しているように見えた。
( ・∀・)「先手必勝ってな!」
素早く得物を組み立て、モララーは疾風の如く駆ける。左右から襲ってくる人形に、槍を大きく横に薙ぐとそれだけでごみくずのようにバラバラになった。
弱い。これならば問題なく男を捕縛できそうだ。
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