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('A`)は異世界で戦うようです
357
:
1
:2014/06/26(木) 16:33:29 ID:AXRm0dFE0
(*゚ー゚)「元々教会なんていうのは信仰がなければ機能しません。どちらかと言えば孤児院として残っていたんでしょう。ですが増えすぎた子供達を養うには寄付金だけでは足りません。取り壊しもやむ無しでした」
行き場を失った子供達は騎士団が引き取り、未だに訓練生として学校に行ったりしているそうだ。衣食住を保証された生活を与えられた子供達は選択肢のない日々をなんとかこなしている。しかし、唯一教会の神父だけが行方が分からないまま。
(*゚ー゚)「私達には選べるほどの道はありませんでした。気がつけば騎士団にいたという感じですね。もちろん騎士になれたことは誇りに思いますし、今の生活にも満足しています」
けれど、しぃの顔はけして晴れない。その理由はドクオにだって分かる。
('A`)y━・~~「神父さんが、今も心配か?」
(*゚ー゚)「そうですね。宗教が廃れたこの時代ですし、何をしているのかは分かりませんが、出来ればもう一度会ってお礼を言いたいとは思います」
しぃはそれきり口を閉ざした。大切な思い出を慈しむかのように目を閉じる。
('A`)y━・~~「……なら、この件が終わったらちょっと長めに休暇でも取って探しに行こうぜ」
そんなしぃを見て、ドクオは思い付いたことを口にした。我ながらいい案のように感じる。
だが、しぃは馬鹿にしたような、それでいて驚いたような表情をドクオに向けていた。
(*゚ー゚)「……はい?」
('A`)y━・~~「なんだよその顔。会いたいんだろ、神父さんに。だったら探しに行こう。王都にいたって神父さんが訪ねてくるとは限らないしさ。こっちから出向いたほうが喜ぶかもしれないぞ」
(*゚ー゚)「……手がかりも何もないんですよ?」
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