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('A`)は異世界で戦うようです
345
:
1
:2014/06/26(木) 16:24:14 ID:AXRm0dFE0
(´・ω・`)「もう移動術式を使うことはないから安心してくれ。ここからはあれを使う」
ショボンが指差した先にあったのは馬車のような乗り物だった。ようなというのは馬がなく、代わりに後方から車などについているマフラーがあり、下部にはゴテゴテとした機械が取り付けられている。本来馬が引くはずの部分にはハンドルらしきものがついていた。
('A`)「なんか、馬車のなり損ないっていうか……」
(*゚ー゚)「見てくれはあんなですけれど、乗り心地は割りといいですよ」
( ・∀・)「そうそう。静かだしな」
口々に馬車の乗り心地を褒める二人にドクオはそこはかとない危険を感じる。あの二人が結託して自分を騙しているのではないか、と不安になった。
(´・ω・`)「そう身構えるな。あの二人が言うように、移動術式を使うよりはいいぞ」
('A`)「……まぁ、そこまで言うなら信じますが」
( ・∀・)「俺達の言うことは信じられないってのかよ」
(*゚ー゚)「私はそんなに信用ないですか?」
('A`)「そういう訳じゃないが……あ、モララーは別な」
( ・∀・)「え、何それ酷くない? 俺達親友だろう」
('A`)「いつから親友になったんだよ。初耳だ」
( ・∀・)「この野郎一晩中飲み明かした仲なのに」
おどけるモララーを一瞥して、ドクオはショボンが指を差した場所へと歩き出した。モララーは何事か文句を言っていたようだが、そんなものを相手にしていたら日が暮れてしまう。
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