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('A`)は異世界で戦うようです
250
:
1
:2014/06/15(日) 22:35:45 ID:aSUQjz8I0
ツンは手をかざし、魔法陣を幾つも作る。そこから黒い球が現れ、レーザー状の攻撃を貞子へ放った。
当たるとは思わない。貞子はツンに闇魔法を教えた人間だ。対策やこちらの考えはお見通しだろう。
ξ゚⊿゚)ξ(けど、こっちだって貞子のやりそうなことは分かってる。それに、あっちは私のもう一つの魔法を知らないはず)
貞子はレーザーを軽々と避けていくと、杖を鳴らした。魔法陣がツンの上下から挟むように出現。すぐに前方へと走り、再び魔法。
貞子は接近戦も心得ている。ツンでは到底敵わないだろう。ならば次の手次の手で追い込むしかない。
ξ゚⊿゚)ξ「食らいなさい!!」
複数の魔方を同時に放つ。一つは貞子の後方から上下左右に黒い網を展開させ、二つは貞子の両側面に爆発する黒球。正面に自身の体に魔法を纏わせるための強化魔法。
貞子は網を破ろうと魔法の準備をしていたようだが、ツンの接近に気付き数瞬動きが遅れた。
ξ゚⊿゚)ξ「はぁぁぁぁぁぁ!!」
ツンの両手から膨大な黒い波動が放出され、その魔力が両隣の球を誘爆させる。後方には網があるため威力は落ちないはずだ。
しかし、それだけでは貞子を倒せないのはわかっている。今のうちに他の魔法を張っておく。
ξ゚⊿゚)ξ(大事なのはこちらの手を読ませないことよ。大丈夫、私ならできる)
設置型の魔法は貞子が触れると発動し、ダメージを与え、さらに魔力を奪うタイプのものだ。ツンでは彼女の魔力を根こそぎは奪えない。少しずつ、少しずつ力を使えないように手を打っていくのが精一杯だ。
魔法を設置し終え、次の行動に移ろうとツンが動いた時、図上に大きな魔法陣が出現。貞子だ。
ξ゚⊿゚)ξ(くっ、渡辺!!)
ツンや貞子が使う闇魔法は防御系の術が使えない。つまり攻撃することしか出来ないのだ。
急いで渡辺の元へと走り、手を引いてその場を離れる。建物や床がメキメキと引き剥がされ、塵となっていく。あの広さと威力ではツンが仕掛けた魔法も意味を為さないだろう。
从'ー'从「ツンちゃん、ごめんね。私も戦えれば……」
ξ゚⊿゚)ξ「気にしないで。元々私が撒いた種よ。それに、私はあんなのに絶対負けないから」
振り返ると崩落したフロアの中心に傷一つなく立っている貞子の姿が確認できた。あれだけの瓦礫の中無傷で立っていられるのだから、ツンは自分と相手の差を突きつけられた気がした。
ξ;゚⊿゚)ξ「化け物め」
川д川「相変わらずつまらない攻撃ね、考えさせる暇もないくらい、大きく攻撃すればそれで終わりなのよ?」
貞子はさらにツンと渡辺の周囲を取り囲むように陣を置いた。
ξ;゚⊿゚)ξ「なんの真似よ」
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