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('A`)は異世界で戦うようです
225
:
1
:2014/06/09(月) 23:40:54 ID:Q3Oqlw1I0
光となって王都へと飛んだドクオを見送って、モララーは煙草に火をつけた。
( ・∀・)y━・~~「ふー。で、いつまで隠れてるんです、副団長」
モララーが声をかけると、隣の廃屋からショボンがひょこりと顔を出した。しぃも一緒にいる。
( ・∀・)y━・~~「盗み聞きなんてらしくないですよ」
(´・ω・`)「声をかけるタイミングを逃してしまってな」
ショボンはそう言うと、モララーと同じように煙草をくわえる。そう言えば彼も愛煙家だった。
(´・ω・`)y━・~~「ふー。さて、我々も帰るとしよう。ここには大したものはなかった。また一から情報を集めないとな」
( ・∀・)y━・~~「俺にお咎めはないんですか? 重大な規律違反ですが」
(´・ω・`)y━・~~「私は何も見ていない。つい先程ここに到着したばかりだからな。そうだろう、しぃ」
(*゚ー゚)「はい。転送魔法のようなものがこちらに来る際に見えましたが、それだけです」
(´・ω・`)y━・~~「だそうだ」
( ・∀・)y━・~~「都合がいいですね。それに助けられる俺も俺ですが」
(´・ω・`)y━・~~「この間言っただろう。我々は騎士団である前に一人の人間だと。僕には大事なものを守るために、無くしてはならないものを守るために戦う誰かの願いを無下には出来ないよ」
( ・∀・)「精々死んでないといいんですがね」
(*゚ー゚)「……馬鹿というのはしぶといものです。簡単には死にません」
(´・ω・`)y━・~~「だが、馬鹿じゃないと守れないものは沢山ある。組織という枠組みに嵌まっていては、絶対に届かないものがね」
(*゚ー゚)「……私には分かりません」
( ・∀・)「女子供じゃ分からないだろうよ。これは大人の男にしか理解出来ないんだ」
(*゚ー゚)「はぁ」
そう言って、モララーは空を見上げる。空は今日も青かった。
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