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('A`)は異世界で戦うようです

187:2014/06/05(木) 23:37:29 ID:V0EQBG/A0
(´・ω・`)「うむ。敵の有する戦力が未知数である以上、下手な戦力では逆に返り討ちにされかねないからな」

('A`)「だからどうして俺がいるんですか」

( ・∀・)「お前はここに来てから二回の戦闘を経験してるだろ。どっちとも並みの実力じゃ生き残るのは難しかった」

(´・ω・`)「加えて、君には不思議な力がある。報告書で読んだよ。なんでもニダーの魔法を消したそうじゃないか」

('A`)「……」

確かにドクオの記憶違いでなければそんなこともあったような気がする。とは言え、過去の戦闘は偶発的に巻き込まれ、たまたま生き残れたに過ぎないとドクオは思っている。

(´・ω・`)「こんな状況だからな、我々騎士団もあまり多くの選択肢がない。力を貸してはくれないだろうか」

ショボンは立ち上がると、深々と頭を下げる。

('A`;)「いや、あなた偉い人でしょ? 頭下げちゃ駄目じゃないですか」

( ・∀・)「それくらい切羽詰まってるってことくらい分かれ。騎士団のナンバーツーが頭下げるってことは、そういうことなんだよ」

(*゚ー゚)「やはりお馬鹿さんですね」

('A`)「なんか俺が悪いみたいになってるんですけどー」

どうやら逃げ場はないようだ。それに、こちらに来てから何から何まで世話になっている。

ドクオは深々と溜め息を吐いて、

('A`)「まぁ分かりましたよ。とは言っても、あんまり期待できないと思いますよ? ろくすっぽ運動なんてしたことありませんし」

(´・ω・`)「構わないさ。不確定な要素も多分に含んでいるからな。さて、ドクオの了承も得られたことだし、具体的な話に移ろう」

ショボンが浮かんだ文字と地図を用いて話を進めていくが、ドクオはあまり頭に入っていなかった。

何せド素人である自分が本格的な戦場に赴くのだ。気が気ではない。

('A`)(確かにこういう展開を妄想しなかった訳じゃないが、なんかなぁ)

話し合いが進むなか、ドクオは自分の命ってなんだろうとつくづく思うのだった。


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