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('A`)は異世界で戦うようです

186:2014/06/05(木) 23:36:18 ID:V0EQBG/A0
◇◇◇◇

('A`)「で、説明をお願いします」

日が完全に沈み一番星が輝きだした頃、ショボンの執務室に呼び出されたドクオはいの一番にそう尋ねた。

この場にいるのはドクオの他にモララーとショボン、プラス監視役のしぃ。誰も彼も難しい顔でドクオは居心地が悪い。

( ・∀・)「副団長の前だ。もう少しシャキッとしろ」

('A`)「俺は騎士団じゃないんですが」

(´・ω・`)「構わん。そのまま聞いてくれ」

椅子に深く腰かけたショボンが近くにあった端末を操作すると、三人の前にいくつかの文字が浮かび上がった。

(´・ω・`)「今回君たちを呼び出したのは、王都の近くに潜伏している黒の魔術団のアジトの襲撃のためだ」

('A`)「は」

あまりに物騒なショボンの言葉にドクオは思わず絶句した。

( ・∀・)「ま、申請書を出した私からしてもこうなるんじゃないかと薄々思ってましたよ」

('A`)「ちょ、ちょっと待ってください。今襲撃って言いましたよね? なんで俺が呼び出されたんですか?」

あまりにも予想をかけ離れた話に、ドクオは狼狽する。自分はたまたま巻き込まれただけで、戦闘力など皆無である。戦いかたなどほとんど分からない。

(´・ω・`)「それも含めて私から話そう。以前からモララーに頼んでいた黒の魔術団の動向についてなのだが、モララーの力によって潜伏先が判明した。しかし、皆も知るように現状王都には戦力が少ない。残っているのは殆ど魔法が使えるだけの非戦闘員だ」

( ・∀・)「ジョルジュ団長達が遠征に行っていますからね」

(´・ω・`)「残り少ない戦闘員を使ってしまっては王都の守りが薄くなってしまう。そこで、私は少数精鋭にて短期決戦をかけることにした」

(*゚ー゚)「それがこのメンバーということですか?」


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