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( ^ω^)はしがない錬金術師のようです

8 ◆Dl8RDFPb.U:2014/03/31(月) 09:40:07 ID:VstccL4M0
ドクオはその後狩猟へと出かけた。早朝に採集、朝から昼にかけて狩猟、午後に再度採集。それが彼の一日のスケジュールだ。
そして、錬金術師で村唯一のまじない屋でもあるブーンのスケジュールといえば

( ゚∋゚)「傷薬が無くなりそうなんでな、補充頼む」

( ^ω^)「はいはい、明日までには納品しますお」

( ・3・)「除虫剤あるか?」

( ^ω^)「いつもの棚のとこにありますお」

ミセ*゚ー゚)リ「この前頼んでた魔導石の加工、出来てる?」

( ^ω^)「あ、ごめんなさい。もうちょっとかかりますお」

ミセ*゚Д゚)リ「えー!もう二日だよ?まだ出来ないのー?」

(;^ω^)「もうちょっとだから待っててくださいお…魔導石の加工は難しいんですお」

( ^ω^)「…ふう、やっと帰ってくれた。ミセリさんはちょっとせっかちすぎるお」

( ^ω^)「明日までにクックルさんに傷薬納品して、でミセリさんにも早く渡さないとだおね…忙しい忙しい」

ごそごそと店の奥に雑多に置かれた物を整理する。滅茶苦茶のようで、ちゃんと決められているのだ。
錬金術に使う素材はまさに千差万別。近くに置いておくだけで互いに影響を及ぼし合うものも少なくない、少しでも変質してしまえば、錬金術は成り立たない。
だから錬金術師の家は何処に行っても雑多でぐちゃぐちゃに見えるのだ。見えるだけで、とても慎重に仕舞われている。


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