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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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どーも作者です。
新しく作らせてもらいました。
設定だけ作っておいて最初の二話で終わる予定だったこの話がこれだけ続くことになろうとは。
半分くらいは終わっている予定なので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。
話の投下の前に、各人の見た目データと大まかな設定を載せておきます。
この話は
川原礫著
『ソードアート・オンライン』シリーズのアインクラッド編を基に書かせていただいています。
基本的に設定を順守しているつもりですが、拡大解釈とまだ書かれていない設定に関しては想像で書いているので、その旨ご容赦の上、お楽しみいただけますようお願い申し上げます。
まとめ
ブーン芸VIP様
http://boonsoldier.web.fc2.com/
大変お世話になっております。
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おいショボンw
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VIPのホームでは、完勝会が行われていた。
(*´・ω・`)「みんなおつかれさま」
▼*・ェ・▼「きゃん!」
ホクホク顔のショボンが、ビーグルを抱きかかえたままグラスを傾ける。
川 ゚ -゚)「そんなに良かったのか?」
(´・ω・`)「うん。サンタの袋ほどじゃないけど、容量また増えたよ」
( ´∀`)「それはよかったもなね」
ξ゚⊿゚)ξ「そういえば、ちゃんと聞いてなかったけどなんで今回のクエストやったの?
あんたにしちゃ終りの情報が無い戦闘有りのクエストに参加するなんて、
良く決めたわよね。いくらあのバカがやりたいってわがまま言ったからって」
(´・ω・`)「なんかね、凄くやりたがってたんだよ。
で、調べたらタイムアップありだし閉じ込められ系でも無いから、
いざとなったら逃げられるだろうと思ってさ。
それに、ギコやしぃにチーム戦を教えるにはちょうど良いかなとも思って」
( ^ω^)「ジョルジュは何でやりたがったんだお?」
(´・ω・`)「よく分からないんだけどね。
まあやりたいって言った責任ってことで、
獲得アイテムを着させているから、そろそろ来るんじゃないかな」
川 ゚ -゚)「獲得アイテム?」
(´・ω・`)「うん。ドクオとふさに付き添いと言う名の見張りを頼んでるから、
逃げ出したりはしないと思うけど」
ξ゚⊿゚)ξ「見張り?」
クーとツンが不思議そうな顔をする中、
ドアが開いた。
.
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('A`)「鬼がでたぞー」
入ってきたドクオが棒読みで言うと、
後ろから入ってきたフサギコが続ける。
ミ,,゚Д゚彡「お、おにがきたぞー」
ドクオが呆れ顔なのに対し、フサギコは笑顔だ。
そして部屋の中にいたメンバーが不思議そうに見つめる中、
ドアから鬼が現れた。
∧_ ∧
( ゚∀゚)「わ、わるいこはいねがー」
頭には角が付いたヘアバンド。
手には棘が付いた金棒。
そして体は虎縞パンツ一枚。
そんな姿のジョルジュが、現れた。
そして訪れたのは静寂。
誰も何も言わず、呆然とジョルジュを見つめる。
…
…
…
…
ξ゚⊿゚)ξ「さむっ」
ツンの一言で、やっと笑いが起きた。
川 ゚ -゚)「女性の前でなんという格好をしているんだ。
本当にセクハラだぞ」
∧_ ∧
( ゚∀゚)「お、鬼装備って言うレアアイテムだったんだよ!」
川 ゚ -゚)「というか、今ジョルジュが言ったのはなまはげで、鬼じゃないんじゃないか?」
∧_ ∧
( ゚∀゚)「え?そうなの?」
.
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( ´∀`)「なまはげも鬼の一種もなけど、節分で豆を投げられる鬼とはちょっと違うもなね。
言われているのは節分の鬼は地獄からの使いや住人で、
なまはげは髪からの使いとか言われたりするもな」
モナーの知識に本日二度目の感嘆の声が上がる。
∧_ ∧
( ゚∀゚)「えっと…」
( ゚∋゚)「とりあえず、豆まきはしておくか?」
(´・ω・`)「そうだねー」
∧_ ∧
( ゚∀゚)「え?」
クックルが枡を持つ。
そしてそれぞれにテーブルに置かれていた枡を手にする。
(*゚ー゚)「…そのために置いてあったんですね」
( ´∀`)「ほら、しぃとギコも持つもなよ」
(,,゚Д゚)「やるぞゴルァ」
(*゚ー゚)「はい!」
∧_ ∧
( ゚∀゚)「え?こういうのってもうギコの役目になるんじゃ」
( ´_ゝ`)「あきらめろ」
にやりと笑った兄者がすぐ横で構えた。
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「「「「「「おにはーそと!
ふくはーうち!」」」」」
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期間限定クエスト【鬼から街を守れ】無事終了。
終
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本筋も待ちどうしいけど、やっぱりこういう日常編もいいな
それにしてもジョルジュの扱いが哀れすぎるw
乙おつ
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おっつおつ
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以上、なんとか節分前に投下できてほっとした閑話でした。
ネタ自体は去年にできていたのでもっと早く投下できればよかったのですが、
ギリギリになってしまって後悔です。
さて、昨年の話及びラストに関しては色々と感想をいただけまして、
本当にありがとうございます。
次の話は勿論ラストまでの道筋は決めてありますが、
書いていただいた感想に対しての答えは話の中に織り込むことが出来ればなと思っております。
出来るかどうかわかりませんが。
感想とおつ、本当にありがとうございます。
物凄く励みになります。
次回は本編の予定でしたが、
埋める分を閑話にするかもしれないです。
そこら辺はネタの出具合で。
今回も読んでいただけまして、ありがとうございました。
また宜しくお願いいたします。
ではではまたー。
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ギリ遭遇できなかった!
これから読むぜ、乙
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閑話おもろいわーw
>>954の髪の使いは神の使いの誤字ですかね?
おつです
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まさかここでショボン様にやられるとはwww
もうショボンに豆を投げられたい
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前回のシリアスから一転、かわいい雰囲気に和まされました。
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>>951
そその通りです!
髪と神を間違えました。
ご指摘ありがとうございます。
乙と感想、本当にありがとうございます。
次も早めに投下できるようがんばります!
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| 彡⌒ミ
\ (´・ω・`)また髪の話してる
(| |)::::
(γ /:::::::
し \:::
\
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第H話 閑話 ちょこのどれい
モンスターの出る森を、彼女たちは歩いていた。
(*゚ー゚)「トソンさんの加入はそんな経緯だったんですね」
(゚、゚トソン「お恥ずかしながら」
从 ゚∀从「うをりゃあああああ!」
(*゚ー゚)「いえいえ、ぜんぜん恥ずかしくなんてないですよ。
恥ずかしさで言うなら、私達の方がよっぽど」
ξ゚⊿゚)ξ「はっ!」
(゚、゚トソン「あ!聞いてますよ。
大変だったらしいですね」
从 ゚∀从「とりゃ!」
(*゚ー゚)「えー。誰に聞いたんですか?」
ξ゚⊿゚)ξ「とうっ!」
(*゚ー゚)「恥ずかしいな」
从 ゚∀从「逃がすか!」
(゚、゚トソン「デミタスさんですよ」
ξ゚⊿゚)ξ「逃げるなコラッ!」
(*゚ー゚)「ということは、デミタスさんに話した人がいるってことですよね」
从 ゚∀从「とりゃ!」
(゚、゚トソン「うちのギルメンは全員知っているかと思いますよ」
ξ゚⊿゚)ξ「覚悟!」
.
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(*゚ー゚)「もー。
仲良いですから仕方ないですけど」
从 ゚∀从「ツン!そっちだ!」
(゚、゚トソン「ですね」
ξ゚⊿゚)ξ「りょうかい!」
(*゚ー゚)「えへへへへへ」(゚、゚*トソン
从 ゚∀从「よし!」
ξ゚⊿゚)ξ「倒した!」
川 ゚ -゚)「しぃ、トソン…」
(*゚ー゚)「何ですか?」
(゚、゚トソン「はい」
川 ゚ -゚)「警戒を怠ってはいないようだが、
たまには参加してみたらどうだ?」
(*゚ー゚)「え…」
(゚、゚トソン「ですが…」
从 ゚∀从「どうだツン?」
ξ゚⊿゚)ξ「ダメ。ドロップしてない」
从 ゚∀从「やっぱりもっと奥で採取なのか」
ξ゚⊿゚)ξ「そうみたいね」
後ろからクーに話しかけられたしぃとトソン。
フィールドダンジョンの中であるため警戒はしているが、
会話自体は続けられていた。
.
-
(*゚ー゚)「私達」
ハインが長手の鎌を一振りすると、
モンスターがポリゴンへと変わった。
(゚、゚トソン「必要だったんでしょうか」
ツンが細剣を構えて突撃すると、
モンスターがポリゴンに変わった。
川 ゚ -゚)「あー。うん。いや、まあなんだ、その」
▼・ェ・▼「きゃん!」
(*゚ー゚)「ビーグルちゃんもそう思う?」
▼*・ェ・▼「きゃん!」
( ´∀`)「ビーグルはみんなとお出かけが楽しいもなよ」
川 ゚ -゚)「モナーまでお出かけとか」
ため息混じりでクーが呟くと、
三人が困ったような笑顔を見せた。
時は一時間ほど前にさかのぼる。
(*゚ー゚)「『コカオの実』ですか?」
ここは低層と中層の境目ほどのフロア。
『バン・アレン』と呼ばれる街の入口。
転移門の無い街であるため、最寄りの街から歩いて移動してきた。
从*゚∀从「ああ、意中の相手に食べさせれば二人は一生共にいられるらしい。
NPCの間で噂されているだけで、まだ手にした奴はいないらしいけど」
ξ*゚⊿゚)ξ「だからまだ情報屋のデータベースにも載っていなけどね」
.
-
从*゚∀从「だが話自体は去年もあったらしい。
定期的に流れるということは、
おそらくはそういったイベントがあるんだろう」
ξ*゚⊿゚)ξ「バレンタインデーイベントってやつね」
(*゚ー゚)「はあ…」
ξ*゚⊿゚)ξ「反応薄いわね」
从#゚∀从「両思いの相手がいる奴はコレだから」
ξ#゚⊿゚)ξ
(;*゚ー゚)「え、いや、そう言うわけでは…。
って言いますか、ハインさんに怒られるのはまだ納得できるんですけど、
何故ツンさんにも睨まれないといけないのかが」
ξ#゚⊿゚)ξ「別に睨んでなんか無いわよ」
(;*゚ー゚)「は、はい(怖いですって)」
地図を広げてなにやら話し始めた二人から、そっと距離をとるしぃ。
川 ゚ -゚)「ツンは片思いだと思ってるからな」
(*゚ー゚)「…はい?」
背後からクーに話しかけられるが、
そのことよりも言われた内容で変な声を出してしまった。
(*゚ー゚)「で、でも手を繋いで歩いたりとかしたって」
川 ゚ -゚)「ちゃんとした告白は二人ともしてないらしくてな、
ツンにとってはそれがないから恋人じゃないらしい」
(*゚ー゚)「はあ…」
(゚、゚トソン「お相手はブーンさんですよね?」
川 ゚ -゚)「ああ」
.
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(゚、゚トソン「とても懐の広い良い方だと思いますが、
そう言ったロマンチックな乙女の機微には疎そうな方のように見えますね」
川 ゚ -゚)「なかなか洞察力があるな」
(゚、゚トソン「いえいえ、そんなことは」
( ´∀`)「男は照れ屋さんもなよ」
川 ゚ -゚)「ブーンはただの鈍い男だがな」
(;´∀`)「もなもな」
(゚、゚トソン「そういえば、ハインさんから誘いという名の命令を受けたとこに、
女性だけで行くと聞いたんですが…」
ちらっとモナーを見るトソン。
( ´∀`)「モナーは男もな」
そのままビーグルに視線を移す。
▼・ェ・▼「きゃん!」
( ´∀`)「ビーグルはビーグルもな」
(゚、゚トソン「?」
川 ゚ -゚)「ショボンに今回の実の採取について報告したら、
レベル的には女だけで問題ないけど、
一応モナーとビーグルに同行してもらうよう言われたんだ」
( ´∀`)「ショボンから頼まれたもなよ」
▼・ェ・▼「きゃん!」
(*゚ー゚)「心強いですが、どうしてでしょうね」
川 ゚ -゚)「うむ。
ハインの暴走とかツンがぶち切れ、
ドクオの命とか物騒なことを呟いた後だったから、
思うところはあるんだろうな」
.
-
(;´∀`)「もな?」
(;*゚ー゚)「え?」
(゚、゚;トソン「そ、それはどういう」
川 ゚ -゚)「戦闘として危険ならジョルジュあたりも付けるだろうし、
それに戦闘として本当に危険なら止めるだろうから、
危惧したのは精神的な方で、命の危険は大丈夫だろう。
しかし二人が発狂した時用のスケープゴートならモララーやシャキンを呼ぶだろうから、
何故モナーだけに頼んだのか…。
うむ。わからんな」
(;*゚ー゚)「精神的…ある意味そちらの方が…」
ξ゚⊿゚)ξ「よし!
ルート確認終了!」
从 ゚∀从「一番奥のエリアにランダムで生えているらしい。
ただ途中の敵からドロップできるという情報もある」
ξ゚⊿゚)ξ「採取、ドロップとも取った人の所有物ルール」
从 ゚∀从「負けないけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「隊列は、私とハインのツートップ、
後ろのトソンとしぃ。
最後にクーとモナーでよろしく。
これはレベルとして機動性の結果で、
他意はないからね」
从 ゚∀从「その通りだ」
川 ゚ -゚)
(*゚ー゚)
(゚、゚トソン
( ´∀`)
▼・ェ・▼
.
-
ξ;゚⊿゚)ξ「な、無いわよ?
ねえハイン」
从;゚∀从「ああ、もちろん」
川 ゚ -゚)「別に私達は何も言ってないが」
ξ゚⊿゚)ξ「と、とにかく出発するわよ!
クー、地図送ったからルート確認と指示をよろしく」
川 ゚ -゚)「はいはい」
从 ゚∀从「よし、出発だ!」
ξ゚⊿゚)ξ「おーー!!!」
(*゚ー゚)「お、おーー」
(゚、゚トソン「…おーー」
川 ゚ -゚)「はいはい」
( ´∀`)「がんばるもなね」
▼・ェ・▼「きゃん!」
意気揚々と歩き出した二人。
その後ろをしぃ達が続いた。
そして今。
彼女たちは目的の最深エリアに到達する少し前にいた
(*゚ー゚)「万が一私達がドロップさせちゃったらそれはそれで問題が」
(゚、゚トソン「ですね」
川;゚ -゚)「そこまで大人げなくは無いと思いたいが」
( ´∀`)「可能性は高いもなね」
川 ゚ -゚)「モナーまでそんなことを」
( ´∀`)「もなもな」
.
-
从 ゚∀从「終わりだ!」
ξ゚⊿゚)ξ「消えろー!」
(゚、゚トソン「順調に倒してますね」
(*゚ー゚)「ですね」
川 ゚ -゚)「…ま、いいか」
( ´∀`)「もなもな」
▼・ェ・▼「きゃんきゃん!」
その後も二人の攻撃はさえ渡り、
レベルを考慮しても恐ろしいほどのスピードで進んでいった。
从* ゚∀从「到着!」
ξ*゚⊿゚)ξ「よし!採取だ!」
目的のエリアに到着し、
我先にと周囲の木を調査し始める二人。
(゚、゚トソン「結局一回も戦いませんでした」
(*゚ー゚)「レベル差があるとはいえ、
二人とも凄すぎです」
川 ゚ -゚)「これほどとはな」
その後ろから続いて入ってくる4人とビーグル。
( ´∀`)「三人と色々話せて楽しかったもな」
▼*・ェ・▼「きゃん!……?」
( ´∀`)「どうしたもな?」
▼・ェ・▼「きゃん!」
.
-
ビーグルが周囲を見回し、
一本の木の根本に駆け寄った。
( ´∀`)「ビーグル?」
その後をモナーが追う。
(*゚ー゚)?
(゚、゚トソン?
川 ゚ -゚)?
从 ゚∀从「ダメだ、見つからない!」
ξ゚⊿゚)ξ「こっちにもない!」
エリアはそれなりに広いのだが、
採取が出来そうなポイントはそれほど多くはないため、
ハインとツンはその頃にはだいたい調べ尽くしていた。
从 ゚∀从「やっぱりここに来るまでに戦うモンスターからドロップするのか」
ξ゚⊿゚)ξ「もう少し探してみて見つからなかったら、
戻ってみましょう」
頷きあう二人。
その二人を、残りの女性三人がげんなりとした表情で見つめた。
▼*・ェ・▼「きゃん!」
木の根本を掘っていたビーグルが、
何かを見つけ、嬉しそうに振り返った。
( ´∀`)「良いもの見つけたもな?」
モナーが土の中を見ると、
そこにはピンポン球位の大きさをした茶色い玉が5つ埋まっていた。
( ´∀`)「もしかして」
モナーが1つ叩いてウィンドウを出すと、
そこには『コカオの実』と書かれていた。
.
-
っしゃ!支援
-
从*゚∀从「ビーグルえらい!」
ξ*゚⊿゚)ξ「ビーグル最高!」
ビーグルを褒め称える二人。
しかし視線はビーグルを見ておらず、
受け取った『コカオの実』をじっと見つめている。
川 ゚ -゚)「まったく。
二人とももっとちゃんとビーグルに感謝しろよ」
从*゚∀从「これでどっくんと」
ξ*゚⊿゚)ξ「これでブーンと」
(*゚ー゚)「聞いてませんね」
川 ー -ー)「まったく…」
(*゚ー゚)「クーさんもショボンさんにそれで何か作ってあげるんですか?」
川 ゚ -゚)「私が?ショボンに?何故?」
(*゚ー゚)「え?だ、だって、その」
川 ゚ -゚)「?何故だ?」
(*゚ー゚)「なんでもありません」
川 ゚ -゚)「時々しぃは変なことを言うな」
(゚、゚トソン「作ると言えば、
ハインさんは料理関係のスキルを持ってましたか?」
(*゚ー゚)「あ!そういえばツンさんは持って…」
从 ゚∀从「持ってない」
ξ゚⊿゚)ξ「持ってない」
(゚、゚トソン「ではどうやって…!
ま、まさかそれをそのまま口に押し込むつもりですか!?」
从 ゚∀从「いや、さすがにそこまではしないけど」
(*゚ー゚)「トソンさんもけっこう怖いことを言いますね」
.
-
(゚、゚トソン「『トライアのティーポット』?」
(*゚ー゚)「この前モララーさんが作ったアイテムです。
茶葉のアイテムを入れると、
スキルを持っていなくてもお茶を入れることが出来る優れもので」
(゚、゚トソン「ほー。それは凄い」
(*゚ー゚)「でも、あれは一部のアイテム専用じゃなかったですか?」
川 ゚ -゚)「この前試してみたら、
食用のアイテムなら、
トルネア草と一緒に入れればお茶に出来ることが分かったんだ」
(*゚ー゚)「そうなんですか!
トルネア草のお茶は癖のない薄味のお茶でしたから、
混ぜれば色々な味が楽しめますね!」
川 ゚ -゚)「そうだな」
(゚、゚トソン「つまり、
それを使ってドクオさんとブーンさんに食べさせる、
正確には飲んでいただくわけですね」
从*゚∀从「どっくんと…」
ξ*゚⊿゚)ξ「ブーンと…」
実を大事そうに両手で包み、
グフグフと笑う二人。
( ´∀`)「二人とも、ちゃんと読まなきゃダメもなよ」
▼・ェ・▼「くぅ〜ん」
从 ゚∀从「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「なにを?」
( ´∀`)「タップして、テキストをちゃんと読むもなよ」
.
-
ビーグルの前でしゃがんでいるモナー。
ビーグルの前には『コカオの実』が転がっている。
川 ゚ -゚)「ん?」
慌ててウィンドウを開くハイン、ツン、クー。
しぃも開き、隣のトソンが読めるように可視モードを切り替えた。
(゚、゚トソン「ありがとうございます」
(*゚ー゚)「いえいえ」
川 ゚ -゚)「なんだと…」
(*゚ー゚)「えっと…アイテム名は、
『コカオの実』で…」
『コカオの実』
意中のものに食べさせることが出来れば、
通常のアイテムよりも高確率で連れ帰ることが出来る。
ただし、使い魔とする事が出来るのは使い魔となる属性を持つ
モンスターだけであることは変わりない。
既に使い魔としたモンスターに与えれば、
親密度を上げることが出来る。
(*゚―゚)「……」
(゚、゚トソン「……」
川 ゚ -゚)「…………」
ξ ⊿ )ξ
从 ∀从
(*゚ー゚)「えっと…その……」
(゚、゚トソン「なんといえばいいのか…」
.
-
( ´∀`)「一つもらうもなねー。
ビーグル、食べて良いもなよ」
▼*・ェ・*▼「きゃん!」
目の前の実を口に含むビーグル。
美味しそうに頬張るその姿に、モナーが表情を綻ばせる。
川 - )「………」
(゚、゚トソン「…クーさん?」
(*゚ー゚)「…やっぱりショボンさんに」
川 -)「クックックックックック」
(;*゚ー゚)「違った。笑ってた」
(゚、゚;トソン「え、ちょ、クーさん?」
川 ゚ -゚)「すまんすまん。
そっかショボンはこれを推測したんだな」
(*゚ー゚)「え?」
川 ゚ -゚)「何故その結論に至ったかは分からないが、
モナーを、と言うよりビーグルを連れてきたのはその為だろう。
ビーグルがいないと見つからなかったわけだし。
今までの常識からいえば、あんな場所は調べないだろう?」
(*゚ー゚)「確かにそうですね。
通常のポイントからは外れてました」
川 ゚ -゚)「実際、今まで誰も【コカオの実】を見付けていなかったわけだしな」
(゚、゚トソン「ですが、なぜこの時期なのでしょう」
川 ゚ -゚)「ん?どういうことだ?」
.
-
(゚、゚トソン「いえ、こんなバレンタインデーの時期にあんなうわさが流れれば、
ハインさんの様な勘違いをする人が出るのはしょうがないと思います。
情報屋さんも関わっているわりには、
使い魔に関わっているという明確な情報も流れていないわけですし」
(*゚ー゚)「そうですね」
(゚、゚トソン「何故、この時期にこんなイベントが」
川 ゚ -゚)「運営がモテない奴だけで、
リア充許すべからずとか思ってたんじゃないか?」
(;*゚ー゚)「クーさん」
(゚、゚トソン「その可能性も高いですが、
何か理由も用意してあるような気もします。
運営もそんな嫉妬心を非難されたくないでしょうし」
(;*゚ー゚)「トソンさんも否定しないし、結構辛辣だし」
川 ゚ -゚)「ふむ」
(゚、゚トソン「ショボンさんは他に何か呟かれていなかったですか?」
川 ゚ -゚)「ショボンがか?
……あとはビーグルとかニャンとかワンとか。
だがあいつのビーグル狂いは今に始まったことじゃないから流したが」
(゚、゚トソン「ビーグル…ニャン…ワン…」
(*゚ー゚)「ビーグルちゃんが『にゃん』って言うの聞いたことないですけど」
川 ゚ -゚)「私も無い」
(゚、゚トソン「前にも噂が流れたと言っておられましたけど、
去年のこの時期ですか?」
川 ゚ -゚)「いや、たしか違うはずだ。
だいたい去年のこの時期はこのフロアは解放されていなかったし」
(*゚ー゚)「そういえばそうですね」
.
-
(゚、゚トソン「では別の時期に…。
……やっぱりバレンタインデーは関係ないわけですね。
よく調べてちょっと考えればわかりそうな……」
(;*゚ー゚)「言わないであげてください」
川 ゚ -゚)「前の時はもっと期間が短くて…。
そうだ、10月の終わりくらいだな。
11月の中ごろまで聞いた気がする」
(゚、゚トソン「10月…11月…2月…。
ビーグル…ニャン…ワン…コカオの実……。
11月……ワン……?ニャン………2月!!」
川 ゚ -゚)「!そういうことか!」
(゚、゚トソン「ですね。おそらく」
(*゚ー゚)「え?な、なんですか?」
(゚、゚トソン「2月22日はニャンニャンニャンで猫の日なんです」
川 ゚ -゚)「11月1日がワンワンワンで犬の日!」
(*゚ー゚)「え?え?え?」
(゚、゚トソン「おそらくペット絡みの日に合わせて、
噂が流れるように設定されているのではないかと言う事です」
(*゚ー゚)「でもそんなこと…」
川 ゚ -゚)「ま、バカ運営のクソお遊びと言うか」
(゚、゚トソン「ゲーム内でまで恋愛にうつつを抜かすなという嫉妬か」
(;*゚ー゚)「クーさん、トソンさん」
川 ゚ -゚)b「トソン、辛辣で良い」
d(゚、゚トソン「いえいえ、クーさんこそ」
(;*゚ー゚)「この二人…」
.
-
そういうことかwwwwしえん
-
ξ゚⊿゚)ξ「ま、こんなことだろうと思ったわ」
川 ゚ -゚)「お、先にツンが持ち直したか」
ξ゚⊿゚)ξ「別に期待なんてしてなかったし」
川 ゚ -゚)「そういう事にしておくか」
ξ゚⊿゚)ξ「事実だし」
川 ゚ -゚)「はいはい」
ξ゚⊿゚)ξ「本当だし」
川 ゚ -゚)「ハインはどうした?」
ξ゚⊿゚)ξ「まだ止まってる」
从 ∀从
川 ゚ -゚)「まだダメか…」
(*゚ー゚)「…あれ?でも…」
(゚、゚トソン「口が動いてますね」
川 ゚ -゚)「…動いているな」
傍による四人。
从 ∀从「どっくんにあげちゃだめかな…
でも…
ふたりでのめば…
おなかこわす…
でも…
どっくんに…」
川;゚ -゚)「思考がループしてるな」
(;*゚ー゚)「ドクオさんもさっさと付き合っちゃえばいいのに」
(゚、゚;トソン「本当ですよ。こんな一途に思われてて、何が不満なんでしょう」
.
-
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオになら飲ませてもいいんじゃない?
見た目はモンスターみたいなもんだし」
川;゚ -゚)「ツン、流石にそれは…」
从 ゚∀从「良いよな!そうだよな!」
(;*゚ー゚)「うわ」
(゚、゚;トソン「それで良いんですね」
从 ゚∀从「一緒に飲む!そうと決まれば帰るぞ!」
(゚、゚;トソン「結局飲むんですね」
(;*゚ー゚)「ああもうほんとにこの人は」
川 ゚ -゚)「死ぬことは無いだろう」
ξ゚⊿゚)ξ「帰ろう帰ろう…。
?モナーは何しているのよ」
( ´∀`)「もな?」
しゃがんでいたモナーに声をかけたツン。
振り向きながら立ち上がったモナー。
その足元には、ビーグルともう一匹モンスターがいた。
ξ ⊿ )ξ ゚ ゚
▼*・ェ・▼(^ω^U)
.
-
ξ ⊿ )ξ「も、モナーさん、そこにいらっしゃるのは?」
( ´∀`)「(さん?いらっしゃる?)
さっき寄ってきたモンスターもなよ。
名前は『ワン=ワン=オー』もなね。
テイミングが成功すれば使い魔にできるはずもなけど、
今まで成功したプレイヤーはいないらしいもな」
青銀色の毛並みをしたビーグルと、
真っ白いほわほわとした毛並みのワンワンオーがじゃれついて転げまわっていた。
ξ ⊿ )ξ「そう、使い魔に…」
(^ω^U)わんわんお
▼*・ェ・▼きゃんきゃん
(*゚ー゚)「どうしたんですか?あ!」
(゚、゚トソン「おや。楽しそうですね」
川 ゚ -゚)「ほほう。ビーグルに新しいお友達が出来たか」
从 ゚∀从「へー。モンスターにこんなのがいるんだな」
(^ω^U)わんわんお
固まっているツン以外の四人が駆け寄り、
その白いほわほわの毛並みをなでる。
(**゚ー゚)「もふもふ!」(あれ…このこ)
(゚、゚*トソン「もふもふですね」(…にてますね)
川*゚ –゚)「もふもふだな」(にてるな)
从*゚∀从「もふもふだ」(ブーンにそっくりだ)
( ´∀`)「この子も可愛いもなね」
▼*・ェ・▼きゅわん!
(^ω^*U)わんわんお!
.
-
ここでわんわんおwwww
-
和気藹々としている輪を目指し、ふらふらと近寄る人影。
ξ ⊿ )ξ「わんわんお…
つかいま…
わんわん…お…
つかいま…
いっしょ…
かたときもそばに…
………ン……に…そっくり………
ぐふっ……ぐふっ………ぐふふっふふうふふふふうふふふふうふふふふふうふううふふうふぐふうふううううふふふふふっふ」
(;´∀`)!
川;゚ –゚)!
从;゚∀从!
(;*゚ー゚)!
(゚、゚;トソン!
▼;・ェ・▼!
(^ω^;U)!
ξ ⊿ )ξ「わんわんおちゃーん。
こっちにもおいでー」
(((^ω^;U)お…おん…
じりじりとにじり寄るツン。
すでにビーグルを除くメンバーは立ち上がって道を開けている。
ξ ⊿ )ξ「さあ…これをおたべ…」
(((((((^ω^;U)おおおおお……
コカオの実を突き出したまま近寄るツン。
あとずさりするワン=ワン=オー。
.
-
ξ ⊿ )ξ「おたべなさい」
((((((((((((((((U;^ω^)おん!
コカオの実をワンワンオーの口に近付けようとした瞬間、
くるっと反転したワンワンオーが風のように駆け去った。
(;´∀`)「あっ!」
川;゚ –゚)「あっ!」
从;゚∀从「あっ!」
(;*゚ー゚)「あっ!」
(゚、゚;トソン「あっ!」
▼;・ェ・▼「きゃんっ!」
ξ ⊿ )ξ!
一陣の風が吹き、
何もない空間が残る。
(*゚ー゚)「居なくなっちゃいました…ね…」
ξ ⊿ )ξ「……なん……で……」
(((((…怖かったんだと思う)))))
全員が言葉を飲み込んだ。
ξ゚⊿゚)ξ「ま、べつにいいんだけど」
(((((あ、もちなおした)))))
ξ゚⊿゚)ξ「で、モナー。
どうして押さえてなかったのかしら?」
(;´∀`)「も、もな?」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしてかしら?」
((((飛び火している))))
.
-
(;´∀`)「モナーにはビーグルがいるもなから、
他にパートナーをつくるつもりはないもなよ?」
ξ ⊿ )ξテメーニテイミングシロトカイッテネエダロウガ チッ ツカエネエ
(;´∀`)「も、もな?」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、ビーグルに友達が出来るのはいいことよね」
(;´∀`)「そ、それは」
ξ゚⊿゚)ξ「ビーグルも友達と一緒に居られたらうれしいわよね」
▼;・ェ・▼「くぅーん」
ξ゚⊿゚)ξ「ビーストテイマーになるのは大変だし、
なった後もパートナーへの責任もあるわけだから大変だけど、
そういう事なら私がなってあげてもいいわよ」
(;´∀`)「い、いや別にどうしても必要もなとは」
ξ゚⊿゚)ξ「なってあげてもいいわよ」
(;´∀`)「え、いや、もな」
ξ゚⊿゚)ξ「なって、あげても、いいわよ」
(;´∀`)「………」
ξ゚⊿゚)ξ「あ げ て も い い わ よ」
(;´Д`)「……ありがとうもな」
▼;・Д・▼「!……くぅーん」
((((負けた……))))
ξ*゚⊿゚)ξ「じゃ、がんばろっか。
ここに居れば寄ってくるのよね」
(;´∀`)「!い、いまからもな!?」
.
-
ξ*゚⊿゚)ξ「善は急げって言うじゃない」
川 ゚ -゚)「じゃ、じゃあ私達は先に戻るとするかな。
ここは安全エリアだから攻撃を加えるモンスターは出ないはずだし。
二人は、帰りは転移結晶で戻ってくれ」
从 ゚∀从「そうだな。そうだな。それがいい」
(゚、゚トソン「それでは、お先に」
(;*゚ー゚)「お、おつかれさまでした」
(;´Д`)「!な、何の影響でワン=ワン=オーが出てきたのか分からないもなから!
さっきと同じ環境にしたほうが良いと思うもな!」
川;゚ –゚)!
从;゚∀从!
(;*゚ー゚)!
(゚、゚;トソン!
ξ゚⊿゚)ξ「それもそうね。
皆も残ってくれるでしょ。
何と言ってもビーグルの友達の為だし」
川;゚ –゚)「……ああ」
从;゚∀从「……そうだな」
(;*゚ー゚)「……もちろんです」
(゚、゚;トソン「……はい」
ξ*゚⊿゚)ξ「じゃ、まずはさっきと同じ位置に立ってみよっか」
川#゚ –゚)(モナー!)
从#゚∀从(モナー!てめー!)
(;´Д`)(モナー達だけ置いて帰るとか酷いもな!)
.
-
(;*゚ー゚)(それはそうですが…)
(゚、゚;トソン(これ…今日中に帰れるんでしょうか)
ξ*゚⊿゚)ξ「はやくはやくー」
「「「「「…はーい」」」」」
ξ ⊿ )ξ「ふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっ
早く出てこないかな
ワンワンオーちゃん
ふふふふふふふふふっふうふふふふふふふふふふふふふふ」
木陰
(^ω^;U)わんわんお……
((((((U;^ω^)おっおっおっ
ξ#゚⊿゚)ξ「どうしてでてこないんじゃーーーーー!!!!!」
(((((あんたが怖いからだー!!!!!)))))
(きゃん!!!!)
.
-
後日
ξ゚⊿゚)ξ「モナー、今日暇?」
( ´∀`)「ワン=ワン=オー探しなら行かないもなよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そ、そんなんじゃないし」
ξ ⊿ )ξチッ ドコマデモツカエネーヤツ
(;´∀`)「な、なんと言われても行かないもなよ」
▼;・ェ・▼「きゃ、きゃん!」
また後日
从*゚∀从「どっくん、はい、お茶どうぞ」
('A`)「ああ、ありがと」
('A`)ズズッ
('A`)
('A`)
从*゚∀从「どっくん?」
('A`)
从;゚∀从「気を失ってる…」
从 ゚∀从「!」
从*゚∀从「起きたらずっと一緒!?」
終
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以上、バレンタインデーネタ(?)でした。
14日になる前に投下できてよかったです。
支援、乙、ありがとうございます。
次は新しくして本筋の予定です。
ですのでちょっと時間がかかるかもですが、
また読んでいただけると嬉しいです。
ではではまたー。
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乙
季節ネタいいね
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乙乙
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二連閑話でほんわかした後、
「これは、これ以上のシリアスが次にくるための、謂わば溜めなのだろうか」
という思考が巡り、やや肝を冷やす。
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クリスマスイベントを運営はどんな思いで見てたんだろうなw
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3スレ目待ってます!
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あれ
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埋め
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