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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。

426 ◆dKWWLKB7io:2014/08/02(土) 21:51:04 ID:aFIw5Z7M0

そんなことを考えながら中央のフィールドが見渡せる場所に辿り着いたとき、
モララーの目の前には思いもしなかった光景が広がっていた。

( ・∀・)「……へ?」

そこには、神話に出てくるようなキュクロープスが居た。

( ・∀・)「…サイクロプスが英名なんだっけ」

身の丈は3メートルほど。
勿論ただ背が高いのではなく、横幅もしっかりとあり、
その威圧感は見ただけで身を震わせてしまいそうになるほどだった。

( ・∀・)「なにこれやだこわい」

肌の色は青銅色で、それこそ青銅のような硬さを思わせる光沢を放っている。
片手には背丈ほどの棍棒を持ち、大地を突けば地面が震え、
振り回せば空気を裂く音がうねる様に身体を襲う。

顔の中心にある横に長い目の奥では、黒い瞳がギョロギョロと動き、
周囲を見ている。

( ・∀・)「こんなのもいるんだー。へー。なにかのいべんとかな」

モララーの呟きは、たとえすぐ横に誰かいたとしても聞こえなかったであろう。
それほどに小さい声は誰かに聞かせるためではなく、自分を落ち着かせるためなのだが、
それは成功しているようで事態を悪化させない程度の効果しかもっていなかった。

( ・∀・)「って……あれ、え?まじ…か?」

その巨神と戦う人影が一つ。
身の丈ほどの両手剣を振り回す姿は勇ましく頼もしく見えるが、
少し観察すれば劣勢であるのは明らかだった。

そしてモララーは、その者と話をしたことがあった。

(;・∀・)「あいつ確か、フサギコとショボンの同じギルドのやつ…。だよな。
確か名前は、ジョルジュ…だっけか」

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