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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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3.アイリッシュダイヤモンド
日が暮れて、夜の狩りに向かう者達を見送ったモララーは、
フサギコと夕方になって合流したショボンに別れを告げて部屋に戻った。
そしてリビングのテーブルの上に今日の夕飯を置く。
屋台バーボンハウスで買った夕飯はリアル世界で言うところの焼肉丼と言ったところだろうか。
白米の代わりに使っているメリルという食べ物は、
現実世界の日本米より一回りから二回りほど大きいが、
食感や味はほぼ同じで、モララーは気に入っている。
ただ残念なことに色がどぎつい紫のため、
皿や丼に単品で盛られている状態だと食欲が減退する者が多いらしかった。
(´・ω・`)「赤米とか古代米とか、そんな感じだと思えば良いと思うんだけどな」
( ・∀・)「味も似てるよな。こっちの方が食べやすいくらいだろ」
(´・ω・`)「!そうだよね!」
以前、売れ残ったメリルのおにぎりを見ながら、呟いたショボンに反応したモララー。
それに反応したショボン。
ショボンとモララーは、その日から一気に仲良くなったといっても過言ではない。
メリルは、調理スキルの高い者が手の込んだ炊き方をするとかなりの絶品になるらしい。
モララーはまだ食べたことは無いが、
ショボンが売れゆきがそれほどよくないことを悲しそうに呟きながら漏らしたそれを聞いて、
いつか食べさせてもらおうと企んでいた。
今日の料理はおにぎりの様に色があからさまに分かってしまう料理と違い、
紙の様な丼に入っていた。
メリルの上にたっぷりと乗った肉やかかっているタレによって色の影響はかなり抑えられたらしく、
モララーが帰るころには売り切れていた。
ビックリしつつ残念そうな顔をして残っているメニューを選ぼうとした時に、
ショボンが陰からこっそり出してくれた時は彼の後ろに後光が見えた気分だった。
もちろん定価の金額は払ったがサービスで色々トッピングしてくれていたため、
肉の上にも野菜やら付け合せやら卵の様な物が色々乗っていて、
豪勢な夕飯をすることが出来た。
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