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( ^ω^)ヴィップワースのようです

91名も無きAAのようです:2013/11/01(金) 22:37:10 ID:QBm8LrjU0

間違えた信仰は正さなければならないというのは、方便だ。
反旗を翻して、我々は真実のもとに徹底抗戦の構えをみせる―――それも、紛れも無い欺瞞だった。

”聖ラウンジの一教化を許してはならない”、根底にはそんな妬みのような感情を持ちながら、彼らはそそのかす。
多くの私兵を抱え、聖ラウンジを憎みさえしている領主の一人に耳打ちして、最も大きな炎を燃え上がらせる。
そのために、ギレオルに宗教戦争の幕開けを声高に宣言させて、表立って戦争を仕掛けさせる事とした。

正しさという大義名分を持つことによる、優越。
それを逆手にとって、これまで正しくあったはずのものから生まれた歪や綻びを、そこから崩す為に。
喉元にて抑えこんできた敵愾心をもはや剥き出して、聖ラウンジの息がかかったものを叩かせていった。

領主自らも聖ラウンジを信ずるランクリフなどは、真っ先にその眼に向けられた。
彼の元には、ギレオルの手によって矢継ぎ早に兵が送り込みつづけられたのだ。

一晩おき、はたまた夜襲。
日に3隊に分けて、3つの時間帯に行軍が押し寄せた事もあった。


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