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( ^ω^)ヴィップワースのようです

87名も無きAAのようです:2013/11/01(金) 22:27:36 ID:QBm8LrjU0

翌月、大陸西北を治める領主ランクリフ=アズクバルの元には、新たに9名の私兵が面通しされた。

団長は変わらず、人数は比べ物にならぬほど増え、さらには彼らの通り名もそのままに。
身分の上では対等とも言えないが、戦場においては元傭兵たちが主導を握る混成の一隊。
およそ100人からなる”ヴァイセン剣兵団”として、主を得たのだ。

これまでの使い古した装備に愛着は湧きながらも、仕える身である以上、装備を一新せよとの命令に尽くすしかなかった。
だが、ぱりっとした衣服に袖を通して、新たに支給された胸当てや鎧に身を包んでみると、やがて彼らは実感する。

「俺たち、本当に領主に雇われたんだな……」

「見てみろよ、この猫目石の廊下……ったく、金のある奴はおごってやがんなぁ」

(´・_ゝ・`)「分かってるとは思うが、滅多な事は口にするなよ。
      思っているのは、まぁ構わんが」


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