したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

マト ー)メ M・Mのようです

842名も無きAAのようです:2014/05/20(火) 23:04:13 ID:T7e4Lln.0

 *――*――*――*――*


 都村トソンが去った後も、僕は黙ってベンチに座り込んでいた。
 僕には最後の仕事があるのだ。
 ミィを迎えるという仕事が。

 そして、その時はすぐにやって来た。
 彼女はあの見慣れた、ふわふわとした笑みを浮かべてこちらへと歩いてくる。


(;^ω^)「……しまったな」


 都村トソンと話し過ぎていたのか、ミィが帰ってきたのはすぐだった。
 あんまりにも早くその時がやって来てしまったせいで、彼女にどんな言葉を掛けるか全然考えられていない。

 彼女は何処まで『過去』を知ったのか。
 何を言えば正解なのか。
 分からない。

 だけど、やっぱり、まあ――僕が言いたい言葉は決まっているのだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板