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マト ー)メ M・Mのようです
780
:
名も無きAAのようです
:2014/05/13(火) 19:43:08 ID:/f0T1bo60
「それにしても……まったく、凄い額を振り込んでくれたもんだお」
「そうでしょうか? あなたのお父様の行ったことは、言わば最新鋭の戦闘機の製造計画のリークです。軍にとっては価値のあることですよ」
そうかもしれない。
だが、犯した罪に比べれば安過ぎると思うのだ。
人の命は金では買えないのだから。
「つまりミストルティン……『ミッション・ミストルティン』とは、僕の父が携わっていた、人工的に超能力者を作る計画のことなのか」
「そうですね。より正しくは敵性勢力の能力者、つまり私のような存在に対抗する為の計画なのですが、その理解で良いでしょう」
「実家が荒らされたのは父が何かマズい物を残していないかと考えた製薬会社の工作か」
「詳しくはわかりませんが、似たような計画を進めている他の団体の仕業とも考えられます。ミストルティン計画の手掛かりがないか探していたのでしょう」
「なるほどな……大体分かったお」
なら、僕の部屋を荒らしたのも父の情報が少しでも欲しい誰かの仕業だろう。
何度か尾行されたことやひったくりに遭ったこともあるが、それも同じく、計画を知った何処かの組織の人間の犯行だ。
もしかしたらそういった刺客から身を守れるようにと都村トソンは大金を振り込んだのかもしれない。
だとしたら、その金でミィを雇った僕の判断は正しかったと言える。
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