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マト ー)メ M・Mのようです

769名も無きAAのようです:2014/05/13(火) 19:32:08 ID:/f0T1bo60

 僕の思いを読み取ったのか、彼女はすぐに閑話休題する。


「……さて。『残念ながら』と言うべきなのか、人工的な能力者として完成したのは私一人でした」

「だから『最初にして最後の人工能力者』か」

「並行して行われていた能力者を実験体にした既に在る能力を強化するという計画は成功を収めましたが、それは関係ないので置いておきましょう」


 そんな計画もあったのか。
 あのスーツの男が触れていた「捕まった能力者はモルモットにされる」とはそのことかもしれない。

 ところで、と僕の隣に座る彼女が言う。


「私という人工的な能力者が存在している場合、更にその生みの親がこの世にいない場合、どういう事態となるか予測できますか?」

「色んな勢力が『都村トソン』の研究データの血眼になって探すだろうな。データさえあれば、お前のような人工超能力者が生み出せるかもしれないから」

「はい。それも現実に起こっています。……ですが、もう一つ」

「もう一つ?」


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