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マト ー)メ M・Mのようです
710
:
名も無きAAのようです
:2014/04/01(火) 22:27:06 ID:CcRFw9FQ0
街並みが夕陽に染められていく。
紅く、紅く染まっていく。
まるでこの御伽話の終わりを象徴するように情緒的に、紅く。
もう物語は、終わり。
後に残ったのはどうしようもない真実と、何も決まっていない未来。
( ω)「…………なあ、都村トソン」
遠ざかって行く背中を呼び止めてみたものの、それ以上、言葉が続くことはなかった。
その代わりに彼女はもう一度振り返ってこう言った。
(-、-トソン「もう二度と会うことはないでしょう。あなたのお父様が望んだように、どうか――後悔なき選択と、幸福に満ちた人生を」
そんな言葉だけを言い残して、彼女は去って行く。
僕は再び見えるようになった視界を両手で覆い、黙って涙を流した。
こんな真実なんて見えなければ良かったのに。
そんな後悔を、胸に抱きながら。
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