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マト ー)メ M・Mのようです
65
:
名も無きAAのようです
:2013/10/12(土) 03:50:05 ID:hnK84G7E0
次いで一番重いボウリングボールを持ってくると先の投球よりも危なげなフォームで投げる。
軸のズレた回転でレーンを転がる球を後目に「ほら」と続けた。
マト-ー-)メ「真っ直ぐ投げればストライクが取れることが分かっていても、真っ直ぐ投げられるかは分からない」
( ^ω^)「分かったけど……次の投球は僕の父親の痕跡が見つかることを祈って投げるんじゃなかったかお?」
マト゚ー゚)メ「忘れてました」
特に悪びれる様子もなく彼女は言って、僕は溜息。
ゆっくりとピンへと向かったボールは七本ほどを倒したのみだ。
微妙な結果。
もう一度溜息を吐いて僕は訊いた。
( ^ω^)「公園で僕に声を掛けたのは僕がお金を持っていると分かったからかお?」
マト゚ー゚)メ「そうです。私の能力は予測だけではなく知覚も含むのでそういったこともある程度は分かります」
平然とカネ目当てであることを口にする彼女はやはり何処かがおかしい。
記憶喪失になった際に頭の螺子がいくつか飛んだのかもしれない。
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