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マト ー)メ M・Mのようです
606
:
名も無きAAのようです
:2014/03/10(月) 22:18:04 ID:N78RRPuQ0
*――*――*――*――*
少しふらつきながらもミィは扉に辿り着く。
その奥に何があるのかは相も変わらず分からない。
先の戦闘で体力を消耗したから――ではなく、とにかく見えないのだ。
部屋があること、そこに生体反応がないことはなぜだか分かるのに、具体的に何があるのかはまるで分からなかった。
初めての感覚だった。
『未来予測』という能力を持ち千里眼とでも呼べるような知覚能力を持つ彼女にとっては「見えない」という事実がまず恐ろしかった。
目の前に何があるのか分からない、未来が見えない。
堪らなく怖かった。
彼女にとっての初めての、暗闇。
今の今まで見えていたものが見えなくなるその恐ろしさは失明にも近かっただろうか。
マト ー)メ「(…………ああ)」
胸に訪れるのは二つの感情。
恐怖と、後悔。
思わず胸倉を掴んだ。
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