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マト ー)メ M・Mのようです
560
:
名も無きAAのようです
:2014/03/10(月) 21:32:07 ID:N78RRPuQ0
座標とは、ある点の位置を明確にする為に設定された数の組であり、点によって定まる関数の組のことだ。
都村トソンの異能は「空間を歪める」という風に説明されることが多いが、厳密には四次元時空に設定した任意の点の周辺に力を加えて歪曲させるというもの。
対し『確率論(クリナーメン)』の能力はその任意の点が量子単位(プランク長レベル)――より精密で難解なのだ。
具体的には電子のような素粒子に影響を与えることで事象を引き起こしている。
つまり、『確率論(クリナーメン)』は、例えばミィの身体を構成する素粒子を狙い定めて発動している。
「狙い定める」と表現すると簡単に思えるが、それは素粒子が何処に存在しているかを演算し予測して能力を使う必要があるということ。
そしてそれは三次元に時間を足した程度の空間の理解とは訳が違う。
要するに――ミィが予測した場所にいなければ『全く何も起こらない』。
拳銃と変わらないと言えるかもしれない。
マト −)メ「(だから壁や柱のような物体には容易く発動できるが、人間のような意思を持ち動き回る存在には当て難い―――)」
ミセ*^ー^)リ「ねぇ、どうして黙ってるの? ねぇ、ねぇって」
マト −)メ「(けれど、そもそも量子レベルで世界を把握するような能力の発動には『未来予測』と同程度の知覚能力と演算能力が必要。だから―――)」
敵から十二分に距離を取りミィは押し黙る。
そう。
彼女の予測した通りだった。
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