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マト ー)メ M・Mのようです
550
:
名も無きAAのようです
:2014/03/10(月) 21:22:09 ID:N78RRPuQ0
「さて……。何も、世間話をしに来たわけじゃないだろう? 僕も訊きたいことがいくつかある」
「ではその訊きたいことの一つを当ててみせましょうか?」
「……なんだって?」
都村トソンは言う。
「あなたが私に訊きたいことの一つは……『私が何故、あなたが失明したことを知っているか』」
僕は押し黙る。
その通りだったからだ。
今、僕は確かに何も見えていないが、何故彼女は僕が失明したということを知っていたのか?
仕草や態度で分かったから?
そうかもしれない。
だが都村トソンは最初に『先に名乗った方が良いか』と問い掛けた。
それは何も見えない相手に配慮した言葉であり、相手が何も見えていないと知っていなければ出ない言葉だ。
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