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マト ー)メ M・Mのようです

548名も無きAAのようです:2014/03/10(月) 21:20:02 ID:N78RRPuQ0

男の言う通りだった。
既に多くの柱が破壊された場所では、壁や天井までもを見境なく攻撃しているのもあり、部分的な崩落も起こっていた。
やがてフロアごと潰れる、ということはないだろうが、それに近しい事態は起こるだろう。
既に地上階では研究員達が異常に気付いているかも知れず、そうなると時間経過に比例して脱出が難しくなる。

さて、どうするべきか。
上手くいくかは分かりませんが、と『ウォーリー』は切り出す。


( ^ν^)「私に一つ、考えがありますー。その細工の為に今から消えますが、気にしないでくださいー」

( `ハ´)「その言葉は『弾に当たっても文句は言わない』という意味か? それとも『一人で逃げるから後はよろしく』の意味か?」

( ^ν^)「残念ながら前者ですー。私にも事情がありましてー」


そうか、とニット帽の男は小さく呟いた。


( `ハ´)「なら精々、信用してみることにしよう」

( ^ν^)「お互いに死なないように頑張りましょうー」


そう言って、二人の男はそれぞれ別方向に走り出した。
それは第二ラウンド開始の合図となった。


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