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マト ー)メ M・Mのようです
516
:
名も無きAAのようです
:2014/02/24(月) 20:55:12 ID:4cu/qweg0
ミィはこの少女を初めて目にした時、あまりの鮮烈さに少女以外の色が世界から消え失せたようだと感じた。
その熾烈で強烈な、人間が決して抗えない『運命』と言う名の絶望を形にしたような少女に、恐怖した。
生まれて初めて……ではなかったとしても、記憶を失ってから初めて、何かを怖いと思ったのだ。
【記憶(じぶん)】を失って何も残っていたなかった彼女が、初めて――何かを失うことに、その恐怖に震えた。
ミセ*^ー^)リ「もしかしてさっきの階にいた子のことを考えてるの? ダメだよ、あの子は失敗作。失敗作の癖にあんまりにもウルサイから何も考えられないようにしちゃった」
今も少女の姿は変わらない。
あの時と変わらぬ装いに変わらぬ態度で、いとも無邪気に微笑んでいる。
その在り方は何も変わっていない。
初めて会った時と比べてまるで変化がない。
まるで時が止まっているかのように。
いや――ミィはただ、「まるで死んでいるみたいだ」と思った。
ミセ*^ー^)リ「どうしたの? なんで何も喋らないの? どうして? ねぇ。ねぇねぇねぇねぇねぇ―――」
マト −)メ「…………あなたは、」
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