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マト ー)メ M・Mのようです
507
:
名も無きAAのようです
:2014/02/24(月) 20:47:21 ID:4cu/qweg0
それでも、男は迷わず扉を空けた。
視界に広がるのはだだっ広く、薄暗い空間。
コンクリート製の柱とダンボールに入った荷物だけが点在している。
いや、違った。
このシェルターと呼べるような地下倉庫にはもう一つ何かがあった。
明確に二人に敵意を向ける白い何かが。
(* ∀)
誰かが――いた。
かつてミィが戦った白いセーターの女。
初めて会った時とは異なり異様に静かだが、それでもあの時と同じように敵意をミィに向けていた。
( `ハ´)「……なるほど、待ち構えられていたか。ならば是非もなし。幸いなことにこういった場面にお似合いの台詞を私は知っている」
フッと笑みを浮かべて男は言った。
「ここは私に任せて先に行け」と。
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