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マト ー)メ M・Mのようです

433名も無きAAのようです:2014/02/08(土) 04:03:08 ID:iEUzuBzM0

 *――*――*――*――*


 僕が倒れた後――いや厳密には、倒れる直前にはミィは全てを察して僕の元へ向かった。

 しかし如何せん気付くのが遅過ぎた。
 彼女が目にしたのは、アスファルトに倒れ伏した僕の姿。
 そしてその傍らに立つ小柄な少女。

 遅過ぎた。
 それだけは明白だった。



マト; -)メ「―――ブーンさんっっっ!!」



 駆け付けてきたミィを見て、少女は微笑む。
 戦慄したという。
 サイズの合っていないブカブカの黒のパーカー、そのフードの奥から覗く瞳を見て、ミィはゾッとした。

 いや、少し違うだろうか。
 アカイロに染まった両目で知覚した瞬間に背筋が凍り、実際に目の当たりにした時には心臓が止まりそうになったらしい。


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