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マト ー)メ M・Mのようです
293
:
名も無きAAのようです
:2013/12/27(金) 01:33:05 ID:UPb.tg9Q0
*――*――*――*――*
僕が開け放たれたままの屋上の扉をくぐろうとした時、その男と目が合った。
思わず戦慄する僕に対して、彼は何本目かの煙草を足元に落とし「遅かったですね」と実に気さくに声を掛ける。
夜風に流されていく煙。
その源を彼、『ウォーリー』と呼ばれる何でも屋は踏み消した。
( ^ν^)「そんな所で立っていないで、もう少し近付いてきたらどうですかー? あまり距離があると話しにくいでしょう」
( ^ω^)「……僕と話すことがあるのかお?」
意を決して僕は一歩、二歩と屋上を進んだ。
そうしてある程度の間合いを保った状態で立ち止まる。
( ^ν^)「とりあえず聞いておきましょうかー。どうやって私の居場所を突き止めたんですかー?」
( ^ω^)「お前の『知覚阻害』の能力は機械には効果がないんだろう?」
( ^ν^)「ええ、その通りですー。ですが、弱点というものは知っていればどうとでも補えるものですよ」
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