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マト ー)メ M・Mのようです

293名も無きAAのようです:2013/12/27(金) 01:33:05 ID:UPb.tg9Q0

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 僕が開け放たれたままの屋上の扉をくぐろうとした時、その男と目が合った。
 思わず戦慄する僕に対して、彼は何本目かの煙草を足元に落とし「遅かったですね」と実に気さくに声を掛ける。
 夜風に流されていく煙。
 その源を彼、『ウォーリー』と呼ばれる何でも屋は踏み消した。


( ^ν^)「そんな所で立っていないで、もう少し近付いてきたらどうですかー? あまり距離があると話しにくいでしょう」

( ^ω^)「……僕と話すことがあるのかお?」


 意を決して僕は一歩、二歩と屋上を進んだ。
 そうしてある程度の間合いを保った状態で立ち止まる。


( ^ν^)「とりあえず聞いておきましょうかー。どうやって私の居場所を突き止めたんですかー?」

( ^ω^)「お前の『知覚阻害』の能力は機械には効果がないんだろう?」

( ^ν^)「ええ、その通りですー。ですが、弱点というものは知っていればどうとでも補えるものですよ」


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