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マト ー)メ M・Mのようです
222
:
名も無きAAのようです
:2013/12/07(土) 21:40:08 ID:I.IFIRxc0
*――*――*――*――*
時間は九時三十分。
待ち合わせ場所の二番ホームのベンチに僕は腰掛けていた。
周囲には先ほどの女子高生二人組や、年配の男性、サラリーマンらしき人々などが電車を待っている。
特に怪しい人物はいない。
安全だとミィは言っていたが、何度も襲撃を受けているせいか、どうにも落ち着かない。
そわそわして目立ってしまうのは良くないと分かってはいるのだが。
視線の遠くへ向ける。
駅のホームから見る空は、駅舎よりも高い建築物が周囲に少ないからか、何処までも続いているようだった。
今は日差しもそれほど強くなく心地良い秋晴れだが、「女心と秋の空」という言葉もあるほどだ、夜の天気は分からない。
( ^ω^)「(人生と同じで、先のことは分からない)」
センチメンタルで、しかしさして詩的でもない感想を僕が抱いたその時だった。
ふわりと香水の匂いが香った。
背中合わせのベンチ、僕の斜め後ろに誰かが腰掛けた。
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