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マト ー)メ M・Mのようです
159
:
名も無きAAのようです
:2013/11/22(金) 21:00:05 ID:E4.cAemc0
肩掛け鞄に入っていた回転式拳銃。
その鞄を切り落とし、側面を裂いて中から銃を出したのはディ自身だ。
ミィは出てきたそれを拾って撃っただけだ。
詰まるところ、あの『殺戮機械』は誘導されていたのだ。
都合の良いように動かされていた。
チェスでコンピュータに勝ちたければ同じスペックのマシンをぶつければ良い。
それは紛れもなく一つの解。
だがその方法で実際に何が起こるかと言えば、少しでも演算能力の高い方が低い方を一方的に蹂躙するだけだ。
大前提として完全に同等の能力を持っていなければ成立しない攻略法だった。
そして、その前提をディは満たしていなかった。
マト^ー^)メ「あなたが持つ予知能力を全て合わせたところで、私の『未来予測』に及ばない。それだけのことです」
どころか、服に気を使っている状態の彼女にさえ仕留め切れなかった。
同系統の能力ではあるのだろうが、その差は圧倒的だった。
行動を支配されてしまうほどに。
あの『殺戮機械』の選択はミィが作る未来に組み込まれたのだ。
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