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マト ー)メ M・Mのようです

149名も無きAAのようです:2013/11/22(金) 20:50:13 ID:E4.cAemc0

マト −)メ


 そんな相手を前にして、ミィは一瞬間笑みを消した。
 だがそれだけだった。




マト ー)メ



 次の瞬間には、彼女はいつもと同じように微笑んでいた。
 あのふわふわとした笑みを湛えていた。
 そして異能者同士の戦いが始まった。

 立ち上がりは不気味なほどに静かだった。
 飛び掛かってきたディの、振り下ろされるその悪魔のような右腕を、ミィはまるでダンスのように軽やかに躱す。

 しかし相手とてこの展開は予測済み、つまり『目に見えていた』ものだった。
 空振った右腕の指が鳴らされる。
 音と同時に彼女が左手に携えていた和傘が分離した。
 傘の部分と柄の部分が分かれ、いやというよりも柄が抜けたのだ。


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