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マト ー)メ M・Mのようです

124名も無きAAのようです:2013/11/02(土) 22:22:05 ID:LaKfohcg0

 室内にはあちこちに小さな炎が残り続けている。
 少しだけ最初よりもよく見えるようになったディという少女の顔を見据え、僕は訊く。


( ^ω^)「その炎の超能力者さんがミィに何の用だお。超能力を持つ学生を集めた学校のお仲間か何かか? だとしたら嬉しいんだが」

(#゚;;-゚)「残念やけど、兄さんの言葉には色々勘違いがあるわ」


 と、彼女はもう一度破裂音を立てた。
 ひゅん、と再び僕の隣を何かが通り過ぎた。
 それが水の矢だとわかったのは背後で燻っていた火が消え去る音が聞こえた時だった。



(#゚;;-゚)「うちは世紀の大悪党。気の向くままに全てを奪う。命も力も何もかも。人の形をした暴風雨。人呼んで――『殺戮機械』」



 以後よろしゅう、と彼女は微笑んだ。
 そして僕は理解する。

 このディという少女は僕の想像を超えている。


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