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マト ー)メ M・Mのようです
110
:
名も無きAAのようです
:2013/11/02(土) 22:08:06 ID:LaKfohcg0
「目の前の相手が次に何をするのか」と「一年後にこの国に何が起こるか」では同じ予測でも考慮すべき要素が桁違い、ということだろう。
一秒先のことを予測するのと同じように一年先を予測してしまうと膨大な時間が掛かってしまう。
だから分を超えるような未来を見る場合には比較的大雑把に知覚と演算を行い、彼女はそれを『可能性』という形で認識している。
あるいは『予感』という言葉が相応しいような、「こうなる気がする」程度に認識する。
地図の縮尺のようなものだ。
自分の国の形が分かる倍率に変えると、自分がどの街のどの通りにいるかは分からなくなる。
マト゚ー゚)メ「ですが、ブーンさんの次の行動を見ている間もこの店にハンドルを切り損なった車が突っ込んでくるような事態は予測できるので安心してください」
( ^ω^)「それは良かったが、その場合は避ける時間があるかどうかが問題だお」
襲撃者の件のように襲われる寸前に聞かされても困るのだ。
そのうち驚いた拍子に心臓が止まってしまうかもしれない。
直前にならなければ確実には分からないという彼女の事情も分かったので強くは責められないが……。
マト-ー-)メ「……でも、性能がもっと良ければ、【記憶(じぶん)】が見つかる最短ルートを見出すことができるはずなのに。そんな風には思います」
そんなふわふわとした笑みを少し収めての彼女の呟き。
悲しいや悔しいではなくもどかしい、そういう類の感情が見えた気がした。
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