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('A`)百物語のようです2013( )
252
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:11:02 ID:mhPceNnE0
(;-@∀@)ゾッ
(;-@∀@)「じゃ、じゃあ……、
僕の……水晶体も、いつかここへ……?」
( "ゞ)「ええ、きっとね」
::(;-@∀@):: カタカタ
( "ゞ)「どうしたんだい?」
( <●><●>)「……はい、とりあえず、これ食べててください」
( <●><●>)づー コト
( ><)「分かったんです!」
( ><)っ―∈゛「んーと」
( ><)っ―∈゛「ここかな?」ガッ ガッ カツン
( ><)っ―∈「あった」
( ><)っ―∈◎゛ ブチュッ
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1114.jpg
253
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:12:08 ID:mhPceNnE0
::(;-@∀@)::「ヒッ」
::(;-@∀@)::「め、めだま」
( ><)゛モチャモチャ
::(;-@∀@)::「あ、あ」
( "ゞ)「私の水晶体はまだかな?」
( <●><●>)「あ、ちょっとお待ちください」
( "ゞ)「ふふ、ここでこうして眼球を食べ続けたらね、いつからか目が増えていたんだよ。
見えるだろう?
私の顔に、目はいくつある?」
::(;-@∀@)::
::(;-@∀@)::「よ……よっつ」
( "ゞ)「その通り。
六つの目の彼も見ただろう?彼は私より常連でね。
坊っちゃんや坊主は、目の疾患を治すのに食べているんだよ。
ね、坊ちゃん」
( ><)゛ゴクン
( ><)「実は、そうなんです。
これ食べて目を治すんです!」
( <●><●>)「たくさん食べるんですよ」
254
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:13:11 ID:mhPceNnE0
( "ゞ)「君も食べ続ければ、失った水晶体が戻るかもしれないよ。
さあ」
::(;-@∀@)::
::(;-@∀@)::「た」
三(;-@∀@)「助けてくれーっ!!!」ピューッ
カラカラン
( "ゞ)「おやおや……」
( "ゞ)ゞ
( "ゞ)「ちょっと、驚かせ過ぎたかね」
( <●><●>)「驚いて当然ですよ。
僕ができうる限り本物に似せた目玉なんですからね」
( <●><●>)フフン
( ><)「眼球の形の料理なんて、ほんっと悪趣味なんです」
( <●><●>)「苺ジャム入りですよ。
美味しいでしょう?」
( ><)「美味しいんです!」
255
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:14:01 ID:mhPceNnE0
( "ゞ)「いやはや……ここまで信じるとは思わなかったよ」
( ><)「おじさま、話がお上手なんですから。
嘘だって知ってるのに、僕だって信じちゃいそうだったんです!」
( "ゞ)「ふふ、誉めてもなにもでないよ坊っちゃん」
ヨシヨシ( "ゞ)づ(><*)キャー
(*><)「それにしても、ふふっ。
目を食べ続けたから目が増えた、なんて冗談を信じちゃうなんて。
お客さん騙されやすいんです!」
( "ゞ)「いやいや、分からないよ、坊っちゃん?
目の形の料理なんだから。
食べ続けたら、ほんとに増えるかもしれないじゃあないか?」
( ><)σ「でも、これはこのひとが作ったお料理なんです!」
( <●><●>)「こら、人を指差さない。
だいたいなんですかこのひとって……」
( ><)「ただのお料理なんですから、食べ続けたからって目は増えないんですよ?
僕が一番よく分かってるんです。
何年食べてると思ってるんですか」
( <●><●>)「…………」
256
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:15:01 ID:mhPceNnE0
( "ゞ)「そうだね。
ただのお料理ならね」
( ><)「違うんですか?」
( "ゞ)「私やむつめの旦那のようなやつを常連客の仲間にしてくれてるかわりに、ね。
ちょっと手助けをしてあげてるんだよ」
( ><)「手助け、ですか……?」
( "ゞ)「そう。
ここの目玉料理を食べれば、目の病気ならなんでも治る。
……って、おまじないをしてあげてるんだ。
ちゃんと食べれば、坊主も坊っちゃんも、ちゃんと治るんだよ」
(*><)「ほ、ほんとなんですか!」
( <●><●>)「聞きましたね?
だから、たくさん食べるんですよ。
きっと良くなりますからね」
(*><)「!
はいなんです!」
(*><)っ―∈◎゛ ブチュッ
(*><)゛モチャモチャ
257
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:16:02 ID:mhPceNnE0
( <●><●>)「……ありがとうございます」
( "ゞ)「構わないよ。
私達みたいなのがなにも気にせずお酒を呑めるの、ここだけなんだ。
むしろお礼を言いたいぐらいなんだから」
( <●><●>)「十分なくらい、頂いてますよ」
( "ゞ)「ふふふ。
さあて、そろそろお暇するかな。
お勘定頼むよ」
( <●><●>)「はい。ありがとうございました。
またのお越しを、お待ちしております」
カランカラン…
.
258
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:17:01 ID:mhPceNnE0
(
)
i フッ
|_|
おわり
実はキンタ祭りのボツだからとあるタイトル思い出しても言ったらだめだよ!
よっしゃ俺は寝るぞーッ
259
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:18:25 ID:LVKCabws0
おつおつ!
そういうことだったのか、すっかり本物だと俺も思ってしまった
260
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:18:58 ID:vnxiQwdA0
おつ
それってh(ry
261
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:34:03 ID:LVKCabws0
じゃあ、次のロウソクいただくよ〜
262
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:35:02 ID:LVKCabws0
.,、
(i,)
|_|
59本目、( ´_ゝ`)赤珊瑚、呪術、忘れた言葉のようです
263
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:36:42 ID:LVKCabws0
(; ´_ゝ`)「はぁ、はぁ……」
急いで帰宅した。
けれどもう手遅れなのかもしれない。
ドアの鍵も掛けずに玄関で乱暴に靴を脱ぎ、照明のスイッチを押す。
が、何度押しても電気はつかず、部屋は暗いままだ。
室内はかなり蒸し暑く、どこか異様な雰囲気が辺りを覆っていた。
シャツの下のネックレスは汗で皮膚に張りついている。
俺はすぐさま居間のクローゼットへと向かう。
虫がそこらに散らばっているのか、歩くたびに何かがプチプチと潰れてゆく。
まるで熟れた果実を踏んでいるような感触だ。
潰れた物体の体液が靴下に染み込み、気色が悪い。
( ´_ゝ`)(虫嫌いの弟なら、きっと失神してたな)
( ´_ゝ`)(……ははっ)
マンションまで無事に戻れて、少しは余裕が出来たのだろう。
弟にまで被害が及ばなければいいが、と俺は心配になった。
264
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:38:11 ID:LVKCabws0
何故か濡れているクローゼットの戸を開き、俺は手探りで明かりとなるものを探す。
伸ばした俺の腕を、誰かの冷たいざらっとした手が闇の奥で撫でる。
必死でライトを求める俺の指先が、人の肌に触れた。
誰かの顔のすぐ隣に脚がある。どうやら何人かいるようだ。
( ´_ゝ`)「お前らは何だ、おでんの具みたいに集まりやがって……」
( ´_ゝ`)「……いや、いまのたとえは無しだ」
撫でていた冷たい手が、急に俺の腕を強く掴んだ。
腕に痛みが走り、同時に体ごとクローゼットの中へと持っていかれそうになる。
その時俺は、人の隙間から円筒の金属質の物に触れた。おそらく懐中電灯だ。
すかさずスイッチを入れると、クローゼットの中が鮮明に浮かび上がった。
( <●><●>)
从'ー'从
( ゚∋゚)
(; ´_ゝ`)「うっ」
( ´_ゝ`)「……」
265
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:39:28 ID:LVKCabws0
裸体の男女が三人、不自然に関節を曲げて佇んでいる。
しかし顔だけはこちらを向いており、無表情のまま俺を見つめていた。
俺の腕を握っていたのは、一番手前にいる男だった。
ライトを男の顔に向けるが、彼は眼を見開いたまま俺を力強く引っ張る。
( ´_ゝ`)「……中年のむさい男なんか過去に引っ張っても」
(# ´_ゝ`)「何の得もしねえぞ!」
俺は反対の腕で、胸ポケットに入れていた珊瑚の粉末を彼めがけてぶちまけた。
男は憤怒したかのように顔を歪ませ、やっと俺の腕を離した。
考えていたよりも状況は悪いらしい。
周囲を照らしてみると、部屋中に泥と黒い血が滴り、床は虫の死骸で覆われていた。
俺は珊瑚の残りをフローリングに円形に撒き、その中心に座る。
ひとまずはこれで大丈夫だろう。
( ´_ゝ`)「……」
(; ´_ゝ`)「よし、落ち着け俺よ、俺なら出来る、大丈夫だ」
この事態を招いたのは俺自身だったが、何の後悔もしていない。
思えば、ハローさんからある話を聞いたのが始まりだった。
266
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:40:51 ID:LVKCabws0
経費が余ったとか何とかで日本に遊びに来た彼女と会ったのは、数時間前のことだった。
英国にもあるチェーンの喫茶店で、やがて話題は南米での彼女の仕事に移った。
ハハ ロ -ロ)ハ「……英語を読めるはずはないのですガ」
ハハ ロ -ロ)ハ「彼らは私の書いたメモを見て、頷いたりしていました」
( ´_ゝ`)「ふーん」
ハハ ロ -ロ)ハ「文字が、まるで別の意味を持ったような気分でしたネ」
( ´_ゝ`)「そういや、『悲しき熱帯』でも似た話しがあったな」
ハハ ロ -ロ)ハ「オー、読みましたか」
ハローさんは俺が子どもの頃にホームステイした先の娘で、それ以来親交が続いている。
今ではすっかり淑女となった彼女は、アマゾン熱帯雨林に住む部族について研究していた。
( ´_ゝ`)「ああ、アンドレ・ブルトンの船でのエピソードには、思わず笑ったよ」
( ´_ゝ`)「どうにも居場所がないのか、デッキの上をずっと歩いていたって話し」
ハハ ロ -ロ)ハ「感心するべきポイントが違いますヨー」
ハローさんは首をかしげて笑い、それから僅かに残っていたコーヒーに口をつける。
彼女の天然ウェーブの金髪が夕日に映えて眩しい。俺も手元のコーヒーに顔を落とす。
そろそろ帰ろうかという時に彼女がバックから取り出したのは、古びたネックレスだった。
267
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:42:03 ID:LVKCabws0
ハハ ロ -ロ)ハ「そうそう、その村で私はあるネックレスを頂きました」
( ´_ゝ`)「ネックレス?」
ハハ ロ -ロ)ハ「何でも村一番の呪術士が作ったもので」
ハハ ロ -ロ)ハ「着けると、過去の全てを再び手に入れられるらしいのデス」
( ´_ゝ`)「……」
彼女から手渡された、年季の入った首飾りを興味深く眺める。
何かの骨や記号が刻まれた石、見慣れない木の実が連なっていて、いかにも魔術的だ。
ハハ ロ -ロ)ハ「ですが、ネックレスに込められた呪いガ」
ハハ ロ -ロ)ハ「過去を覗こうとするものを、過去へと引きずりこむというのです」
ハハ ロ -ロ)ハ「……そんなもの着けられないネー」
( ´_ゝ`)「過去、か」
ハローさんと再会し、この話しを聞いたことが偶然とは思えない。
俺には思い出さなくてはならない過去があった。
268
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:43:21 ID:LVKCabws0
この歳になると、年々知人の葬式に出向く機会がポツポツと現れる。
大学以来の友人であったドクオが死んだのも、先月のことだった。
通夜で会った彼の奥さんであるクーさんは、明らかに疲弊し困惑していた。
それもそのはずだ。
いくら不慮の事故死とは言え、30歳での死は誰にとっても早すぎる。
祭壇に飾られたドクオの遺影はいかにも不健康そうで、そして変わらなかった。
懐かしい顔を眺めていたそんなとき、俺はあることをふっと思い出した。
それは確か学生時代、飲み会の帰りのことだった。
俺とドクオは終電までの時間を潰そうと、暗闇の街をあてもなく歩いた。
やがて疲れた俺達は、知らないマンションの敷地で勝手に座り込んでいた。
('A`)「……馬鹿みたいに暑いな」
( ´_ゝ`)「ああ。飲みすぎたんだ、俺達は」
('A`)「……」
( ´_ゝ`)「……」
269
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:44:43 ID:LVKCabws0
('A`)「……なあ、兄者」
( ´_ゝ`)「ん、どうしたよ」
('A`)「絶対に忘れるなよ、俺は……」
('A`)「――」
( ´_ゝ`)「……」
あの晩ドクオは絶対に忘れるな、と確かに俺に何か言った。
彼の葬式でそんなことを思い出したのだ、きっと何か大切なことに違いない。
けれど俺はいくら考えても、肝心のその内容を思い出すことが出来ないでいた。
( ´_ゝ`)「……なあ、ハローさん」
( ´_ゝ`)「「帰国するのは二日後だよな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「イエス! 明日は、浅草の雷門を観光しますヨー」
( ´_ゝ`)「このネックレス貸してくれ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ノー! 私の話しを聞いていましたか!」
( ´_ゝ`)「ああ、実験台が要るってことだよな」
ハハ;ロ -ロ)ハ「誰もそんなことは……」
270
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:46:12 ID:LVKCabws0
その後、彼女が引き止めるのを無理やり押し切って、俺はネックレスを借りた。
家に帰る途中でネックレスを着けたところから、俺の周囲は歪み始めた。
呪いか何なのか知らないが、俺はまだ過去になどなりたくはない。
ドクオが何を言ったのか、ただ思い出したいだけだった。
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「この円の内側には、呪いとやらも近づけないらしいな」
部屋の中は、相変わらず異様な状態だ。
ジャングルに位置しているかのごとく湿度は高く、様々な気配がする。
別れ際にハローさんから渡された、赤珊瑚の粉だけが頼りだった。
無事に終わったら、彼女には後日お礼をしなくてはならない。
気付くと、金属を打ち鳴らす音がフローリングの下から聞こえる。
床の下など見えるはずはないのだが何気なく床を照らし、あることに気付いた。
(; ´_ゝ`)「まずいぞ、これは……」
砂だ。
どこからか溢れ出している砂が、部屋を埋めようとしている。
赤珊瑚の粉で描いた円の外側では、砂が掴めるぐらいまで堆積していた。
(; ´_ゝ`)「さっさと始めよう」
( ´_ゝ`)「彼女に言われた通りに……」
271
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:47:49 ID:LVKCabws0
俺は眼を閉じ、俺の求める過去に意識を集中する。
金属音と砂のこぼれる音が絶えず流れている。音楽が聞こえる。
瞼の裏にサイケデリックな幾何学模様が広がる。
やがてそれは脈絡のない映像となり、しだいに知覚を取り込んでゆく。
可逆、時差、知識的身体
硬膜円盤、正当なる指先、果敢に損傷した歯茎
葉酸、赤土、晴天の結露
崇高な魚、山積みの火炎、公表されない工場廃液
意識がだんだんと揺らいでいくのを感じる。
知覚から受ける全てが俺の一部となり、また俺はあらゆる事物そのものだった。
愚直、生卵、深海、土石流、革鞄の染み、お腹の中に誰かいる
壮麗、消毒、心臓、埃氷河、乾いた雑草、俺の意識はいま
馬車、銅鍋、樹皮、外来種、飛躍する灰、紫の昆虫食、擦過傷による盲乱
日光、蜂蜜、崩壊、唸り声、木製の時間、反復した繁栄、最上階の窒素
暗闇、街灯、舗装道、自動販売機、火照る全身
裏道、信号、賃貸住宅、家へと向かう通行人、……誰かが何か呼びかけている。
「……」
「……なあ」
ああ、ずいぶんと懐かしい声だ。
272
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:49:25 ID:LVKCabws0
('A`)「おい、聞いてんのか」
( ´_ゝ`)「……あ、ああ。すまん」
('A`)「さっきは悪かったよ」
( ´_ゝ`)「いや、俺のほうこそ……」
痩せぎすで猫背でいつもどこか不満気な顔をして、……ひげはまだ薄い。
まだ若さの残るドクオが、死んだはずの男が、俺の横に座っていた。
これは本当に単なる過去の記憶なのだろうか。
夏の街が放つ匂いや物音、薄暗いなか佇む彼の姿をも、俺は今完全に体験している。
まるで、夢だと気付けない夢のようだった。
('A`)「最後にウィスキーなんて頼むんじゃなかったわ……」
( ´_ゝ`)「俺はこれから永遠に酒は飲まん」
('A`)「そうか」
( ´_ゝ`)「……おう」
そうだった。
俺とドクオは飲みすぎて、些細なことで喧嘩をした。
273
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:50:39 ID:LVKCabws0
居心地は悪かったが帰るに帰れず、ドクオの方から謝ってきたのだった。
もう生きているドクオに会えないことを思い出し、俺は少し泣きたくなる。
このあとに彼は言うはずだ、俺に忘れるなと言った何かを。
('A`)「……馬鹿みたいに暑いな」
( ´_ゝ`)「ああ。飲みすぎたんだ、俺達は」
('A`)「……」
( ´_ゝ`)「……」
('A`)「……なあ、兄者」
( ´_ゝ`)「ん、どうしたよ」
('A`)「絶対に忘れるなよ、俺は……」
('∀`)「俺は、必ずクーさんと結婚するからな!」
言葉が出ない。
なんて馬鹿らしいことを、ドクオは覚えておけと言ったのだろう。
あいつはこの数ヶ月後、あっさりクーさんと婚約した。
それから会うたびにノロケ話しを披露するくらい、彼は結婚生活を謳歌していた。
結婚するかどうかの決意なんて、いまさら俺が覚えているはずがなかった。
274
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:53:35 ID:LVKCabws0
ドクオはマンションの石垣から立ち上がり、照れくさそうに俺を見る。
どこか感傷に浸っていた気持ちは消え、それでも何故だか、俺は涙がこぼれそうだった。
( ´_ゝ`)「……」
(;'A`)「おい、なんか言えよ……」
( ;_ゝ ;)「……ああ、楽しみにしてるわ」
('A`)「今そんな話しはしてないだろ?」
噛み合わない応えが返ってきた。
今現在の俺の言葉は、彼には通じていない。
やはりこれは、過去の出来事を追体験しているだけに過ぎないのだろう。
いくらか寂しさと孤独感が募り、俺はそろそろ現実に戻るべきだと感じた。
最後に俺は、何か伝えようと石垣から立ち上がった。
たとえ記憶のなかのドクオだとしても、目の前にいるのは確かにドクオだ。
( ´_ゝ`)「なあ、ドクオ……」
ドクオに近づこうと足を運んだその瞬間、急に視界が白い波で覆われた。
俺の鼻や口に大量の水が押し寄せ、息が出来ない。
水の中だ。
まるで荒れた深い海に、船の上から投げ出されたようだ。
275
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:54:41 ID:LVKCabws0
足が底につかない、火照っていた体が急激に冷たくなる。
水面に顔を出そうと必死にもがくも、どこが水面なのかすら分からない。
(; ´_ゝ`)(違う! これは現実じゃない!)
( ´_ゝ`)(俺のトラウマの記憶だ……)
子どもの頃、プールで溺れそうになりパニックになったことがある。
俺は今、その過去にいるらしい。
(; ´_ゝ`)「……ゴホッ! ゲフッ、ガッ……」
(; ´_ゝ`)(冷静になれ、ガキの俺よ……)
さっきまでとは違い、水の中でもがく自分を俺はどうすることもできなかった。
もがけばもがくほど息が苦しくなり、脳が締めつけられる感覚に陥る。
こうなった元凶のあの首飾りを外せば、全てが終わると俺は思っていた。
だが過去の中の俺は、そんなものなど着けていなかった。
( ´_ゝ`)(……)
( ´_ゝ`)(……)
だんだん意識が朦朧とし始める。
俺をどこかに誘う甘い幻聴が聞こえる。
こっちですよ、と誰かが呼びかけている。
薄まる意識のなかで、眩しい光りが満ち溢れた。
276
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:55:47 ID:LVKCabws0
(; ´_ゝ`)「……うっ、ああっ!」
(; ´_ゝ`)「はぁ、はぁ……」
空のペットボトル、いつもの鞄、テレビのリモコンがすぐ先に見える。
顔を上げると見慣れたテーブルがあり、その向こうには本棚が並んでいた。
どうやら俺は、床に横たわっているらしい。
辺りから異様な気配はなくなり、部屋の電気もついていた。
ハハ ロ -ロ)ハ「日本は住所の書き方がおかしいですネ」
( ´_ゝ`)「は、ハローさん……」
ハハ ロ -ロ)ハ「おかげで遅くなりましたが、間に合ったみたいデス」
そう言うとハローさんは、南米にいた彼女に宛てて俺が送った手紙を見せた。
彼女はそれを頼りに、俺の部屋まで来てくれたらしい。
277
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:57:54 ID:LVKCabws0
ハハ#ロ -ロ)ハ「なぜですか!」
( ´_ゝ`)「えっ?」
ハハ#ロ -ロ)ハ「赤珊瑚で描いた円から出てはいけないと、私は言いマシタ!」
床を見ると、俺の体は円の外から相当はみ出ていた。
何かに引きずられたかのように、右足がクローゼットのそばまで移動している。
思い当たることがあった。
過去のドクオに近づいたときに、珊瑚の線から踏み出てしまったのだろう。
( ´_ゝ`)「……ああ、すまん」
ハハ ロ -ロ)ハ「信じられません」
( ´_ゝ`)「よく言われるよ……」
ハハ;ロ -ロ)ハ「……」
( ´_ゝ`)「……」
ハハ ロ -ロ)ハ「……このネックレス、どうも本物らしいですネ」
278
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:58:53 ID:LVKCabws0
( ´_ゝ`)「そうか、ハローさんが外してくれたのか」
ハハ ロ -ロ)ハ「落ち着いたら、何があったのか詳しく話してください」
( ´_ゝ`)「ああ……」
何事もなかったかのように、俺の部屋はいつもと変わらない。
過去の出来事は、全てどこかに消えてしまった。
けれどそれは見えないだけで、きっとそばにあるのだろう。
思い出せたドクオとの馬鹿話しを、いずれ彼の奥さんに話そうと俺は思った。
終わり
279
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:59:37 ID:LVKCabws0
(
)
i フッ
|_|
280
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:01:12 ID:kuPgBGII0
乙
281
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:02:41 ID:LVKCabws0
寝ますー、ありがとー!
282
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:05:44 ID:kuPgBGII0
ダレモイナイ、トウカスルナライマノウチ
吊り中年のようですね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376762665/
283
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:27:32 ID:owFyJmh60
AAほとんど使わないモノローグ型式だけど投下して大丈夫かな…
お願い答えてえろい人
284
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:27:56 ID:h/7Fhebk0
いいよ
俺がきょかする
285
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:30:48 ID:WGUiO3ds0
いいよ。去年そんなの書いた俺が許可する
286
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:30:51 ID:kuPgBGII0
GO!GO!
287
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:32:35 ID:owFyJmh60
許可いただいたので、60本目いただきます。
やべえ緊張でゲロ吐きそうだ……
´`
(i,)
|_|
左腕をとられたようです
288
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:33:46 ID:owFyJmh60
大好きだよ
大好きだよ
289
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:35:15 ID:owFyJmh60
お盆は、生と死の境が曖昧になるらしい。
たくさんの死者が現世に帰ってくるから、多分、境界がゆるゆるになるんだろう。
何故わざわざ三途の川を渡って閻魔様に裁かれた奴らが帰ってくるか。
お盆に詳しい奴なら解るんだろうが、生憎俺には分からない。
分かるのは、ただ、なんとなく、未練を持った奴はこの世には沢山いるということくらいだ。
俺がその夢を見たのは、三年前のちょうどこの時期。
姉が、急逝してから初めてのお盆だった。
夏だというのに肌寒い日だったのを覚えている。
夢の中で、彼女は俺の左腕を愛しげに抱きしめた。
女の力なのだから、振り払うことも容易いはずだが、夢の中だからかさっぱり力は出なかった。
彼女は狼狽える俺に構うこと無く腕を愛撫し続けた。
290
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:36:02 ID:owFyJmh60
大好きだよ
大好きだよ
だから安心して
大好きだよ
大丈夫だよ
だから、
291
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:37:40 ID:owFyJmh60
時間の感覚はいまいちわからないが、割と長い時間そうされていた。
そうして、起きた時、俺の左腕はやけにあっさりとすべての感覚を失っていた。
多分、持っていかれたのだと思う。
あの優しかった姉に。
優しく俺を抱きしめ、口付けた姉に。
左腕の魂だけを。
………本心を、言っても良いだろうか。
292
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:39:02 ID:owFyJmh60
正直、俺は魂全部持って行かれても良かった。
293
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:41:39 ID:uhKSV.mk0
三年前、姉は死んだ。
自殺だった。
俺との関係に悩み、俺との子を腹に宿したま死んだ。
愛していたし、愛されてもいた。
それだけは揺るがない。
共に悩み、共に苦しみ、共に生きていこうと誓い合った。
誓い合った結果、姉は一人で悩み、一人で苦しみ、一人で死に、そして俺の左腕一本を持って行った。
294
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:43:40 ID:uhKSV.mk0
これはあくまでも都合の良い解釈だが。
姉は、俺が姉のあとを追わないように、左腕を持っていったのではないかと思う。
後を追おうと必死になっていた俺を止めるために。
歩くための足ではなく。
伝えるための喉ではなく。
見つめるための目ではなく。
傾けるための耳ではなく。
抱きしめる為の右腕ではなく。
息を止めるための、左腕を。
もちろんこれはただの憶測で、ただの美談だ。
それでも、俺は、その美談を信じたいと、心から思う。
295
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:48:54 ID:.DK.X6uo0
だって、確かにあの日、あの夢で、彼女は言ったんだ
(* ー )
(゚Д゚ ,,)
296
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:49:45 ID:.DK.X6uo0
だから、お願い
どうか、生きて
どうか、幸福に
297
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:51:49 ID:.DK.X6uo0
おわり
(
)
i フッ
|_|
298
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:57:53 ID:.DK.X6uo0
未練たらたらなのは死者も生者も同じってことで
蝋燭ありがとうございました!
いっちょ盛大にゲロ吐いてきます!!
299
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 03:58:45 ID:kuPgBGII0
.吊り中年のようですね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376762665/
.,、
(i,)
|_|
(
)
i フッ
|_|
61本目の蝋燭を消しました。
300
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 04:26:23 ID:gaX3t9PAO
>>298
おつでーす
姉ものは最高だぜと思いながら読み進めたら、結構重い内容だった
>>299
乙乙〜
関西弁っぽくなるシューさん素敵
ケータイゆえ後日ゆっくり読まさせていただきます
301
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:41:46 ID:xaDG4T9AO
62本目頂きます
※若干下ネタ含むので一応閲覧注意でお願いします
.,、
(i,)
|_|
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
302
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:42:59 ID:xaDG4T9AO
£ ^ゞ ^) いらっしゃ〜い、アサピーくん
(-@∀@)……おー
(-@∀@)(痩せたなぁコイツ……)
大学の同級生、大鳥ロミスに会うのは二週間ぶりだった。
ロミスが実家から大学近くのアパートに引っ越し一人暮らしを始めたのが一ヶ月前。
その直後から遅刻や早引けが多くなり、二週間からぱったり大学に来なくなってしまった。
303
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:45:04 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°) 来てくれてありがとねぇ〜
(-@∀@)まったくだ。ほら、ノートのコピー
£°ゞ°) えっ?
(-@∀@)えってお前……「頼みがある」ってメールしてきたの、このことじゃないの?来週からだぞ、テスト
£ ^ゞ ^)……ああそっか、テストかぁ、忘れてたよ〜
(;-@∀@)どんだけおっとりしてるんだよ……
本気で忘れていたらしい。
(-@∀@)じゃあなんだよあの思わせ振りなメール
£°ゞ°)ん〜。
£ ^ゞ ^)アサピーくんにしか頼めないことなんだよ
(-@∀@)……
「今日はうちに泊まっていってくれないかなぁ」とどこまでもおっとり頼むロミス。
にっこり笑う顔の、そのこけてしまった頬を見ると、断ることは出来なかった。
304
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:46:48 ID:xaDG4T9AO
------
アッアッアッ……
( -∀-)……ん?
深夜。イカニモな喘ぎ声で目が覚めた。
ロミスの野郎、寝ている人間がいるっていうのにAV見てるのかあの野郎、
結局頼みとやらも具体的に話さないしなんだよもう一緒に見せろこの野郎、
そう思いつつ手探りで眼鏡をつかみ、かける。
そこにはあまりにもひどい光景が広がっていた。
305
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:48:08 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°)カクカクカクカクカクカクカクカク
(((( (ヽヽ))))
> >
ロミスが腰を振っていた。
全裸で。
306
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:49:59 ID:xaDG4T9AO
(;-@∀@)(やべえ…こいつマジやべえ……)
£ ^ゞ ^)あっ、アサピーくん目が覚めた〜
(;-@∀@)そ
笑顔のロミスが全力で腰を振り続けている。ご立派な剛直を振りかざして。
(;-@∀@)いやっ……その……えっと……
怖い。貞操の危機。やめてアタイ汚されたくない。
£ ^ゞ ^)うんうん。言いたいことは分かるけど、とりあえずそこにあるビデオカメラを取ってよ〜
£°ゞ°)カメラ越しにもう一度僕を見て。そうしたら分かってもらえると思うからさ〜
ロミスの言うとおり、すぐそばにビデオカメラが転がっていた。
307
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 05:50:03 ID:AKBu4TWE0
ひでえわ
308
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:51:28 ID:xaDG4T9AO
見たくない。
カメラ越しであろうと決して友人のイチモツなど見たいはずがない。
£ ^ゞ ^)ねっ。
だがしかし。従わなければ、ヤラれる。いろんな意味で。
絶望感と共に、カメラを構え、レンズ越しにロミスを見た。
映されたのは、さっきとは、似ているようでまるで違う姿だった。
309
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:53:17 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°) カクカクカクカクカクカクカクカク
(((( (ヽヽ))))
>_| ̄|('、`*川 アッアッアッアッアッアッ
(;-@∀@)ええー……
ロミスが、半透明の女性をバックから突いている。
なんか色々おかしい気がする。主に女性の顔の向きとか。首曲がってるのかアレ。
310
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:54:51 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°)彼女はペニサス伊藤さん。この部屋に憑いている幽霊だよ〜
(//、//*川 アッンギィギモッチイイ!!
(;-@∀@)ど、どうも……
£°ゞ°)生前のペニサスさんは男性のペニスにすっごく興味があったんだって〜
腰をカクカク言わせながらロミスはおっとり説明する。
とりあえず一旦腰止めろ。マジで。
£°ゞ°)だけど不幸なことに一度もペニスを味わうことなく不慮の事故で死んでしまって……
£ ^ゞ ^)それ以来、この部屋に住んだ男性のペニスを狙って襲うようになったんだって〜
(//、//*川アッソコダメエラメエエエエ
(;-@∀@)……おまえが大学に来なかった理由って……
£ ^ゞ ^)あー、うん。ペニサスさん、よっぽど僕の気に入ってくれたのか、離してくれなくって〜
(#-@∀@)死んどけ!
311
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:57:09 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°)まあまあまあまあ落ち着いて
£°ゞ°)最初は大変だったんだよ〜。ペニサスさん僕のマイサン切り取ろうとしてたし
(;-@∀@)ひいっ
£°ゞ°)ペニサスさんの趣味っていうのが切り取ったペニスをサスサスすることだからね〜
£ ^ゞ ^)だから「切り取るよりも生の身体で味わいませんか」口説いたんだ〜
(-@∀@)やっぱ死んどけ。っていうか帰っていい?
£°ゞ°)え〜待ってよ〜。ここからがアサピーくんにお願いしたいところなんだよ〜
そのカメラ、とロミスは指を差す。
312
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 05:58:28 ID:xaDG4T9AO
£ ^ゞ ^)そのカメラで僕たちを撮ってほしいんだ
(#-@∀@)……はあああ!?
313
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:00:51 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°)お願いだよ、アサピーくん。それがペニサスさんの願いなんだ
急に真面目な顔になるロミス。下半身にさえ目をつむれば真剣なことが伝わって、いややっぱカクカクアンアンうるせええ
£°ゞ°)ペニサスさんとはこの1ヶ月、あらゆることを試した
£°ゞ°)通常プレイから始まって、コスプレ、拘束、痴漢、アナル、彼女の望む変態行為を実行し続けた
£°ゞ°)そして彼女の最後の望みは……第三者によるハメ撮り
(#-@∀@)へーあっそーそーなんだスゴイネ
£°ゞ°)その望みさえ叶ったら……
£ ^ゞ ^)……彼女、成仏出来ると思うんだ〜
314
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:02:27 ID:xaDG4T9AO
(#-@∀@)
(#-@∀@)………
(-@∀@)「君にしか頼めない」がハメ撮りかよ
£ ^ゞ ^)僕友達少ないしねえ。それにこんなこと頼めるお人好し、アサピーくんしかいないよ〜
(#-@∀@)あーマジで腹立つなーもー
(#-@∀@)……やらせるからにはヌルイことやってないで本気出せよお前ら!
£ ^ゞ ^)そうこなくっちゃ
(//、//*川アアアアアアアンッ!!!!
315
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:03:57 ID:xaDG4T9AO
----
後日談。
不思議なことに、録画した映像にはペニサス伊藤だけが映っていなかった。
£°ゞ°)やっぱり恥ずかしくなっちゃったのかなあ〜
£ ^ゞ ^)成仏するとき、自分の姿も一緒に消しちゃったのかもねえ
(-@∀@)結果、残ったのが全裸のお前が一心不乱に腰振ってる映像だけだな
£ ^ゞ ^)あげよっか〜?
(-@∀@)超いらねえ
つい乗ってしまったあの夜の撮影会。
最後の方は全然記憶に無いが、ロミスが言うにはペニサス伊藤嬢は無事成仏出来たらしい。
('、`*川……ありがとう
と最期に言ったらしいが、ロミスの言うことなのでどこまで信用出来るか分からない。
316
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:05:33 ID:xaDG4T9AO
ペニサス事件のあと、迎えたテスト週間も終わり、今はロミスに飯をおごらせているところだった。
ちなみにロミスは授業に出てないなりに、そこそこ無難に通ったらしい。
コピーを渡さなきゃ良かったとまでは言わないが、なかなか器用さが面憎い奴である。
£°ゞ°)あー、もう一つ消えちゃったものあったよ〜
(-@∀@)なんだよ
£°ゞ°)勃起能力、って言うのかな?
(-@∀@)は?
£ ^ゞ ^)勃たなくなっちゃった〜
(;-@∀@)…はあ?
「ペニサスさんが持ってちゃったみたい〜」とロミスはおっとり笑う。
信じがたいことを、笑って言う。
ていうか、
(;-@∀@)なんでちょっと嬉しそうなんだよ……
£°ゞ°)一生分ヤったしねぇ
(-@∀@)イラッ
「やっぱ死んどけ」と思った。
317
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:06:54 ID:xaDG4T9AO
£°ゞ°)それに、一目惚れだったんだ〜
(-@∀@)
£°ゞ°)だから、僕が死んだ後、……ん〜、あの世ってあったらさ〜
£°ゞ°)あの世でペニサスさんに会えたら、それでいいかなって
£ ^ゞ ^)だから、いいんだよ〜
(-@∀@)
(-@∀@)……お前って、
£ ^ゞ ^)その時はアサピーくんもいるといいなあ。今度は3人で楽しもうよ〜
(-@∀@)やっぱ死んどけ、馬鹿
£°ゞ°)ひどいな〜
318
:
£°ゞ°)と(-@∀@)と、の夜のようです
:2013/08/18(日) 06:08:33 ID:xaDG4T9AO
おしまい
(
)
i フッ
|_|
319
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 06:16:50 ID:H6njcHBE0
まさかのロミスで寝起きにワロタ
乙w
320
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 06:19:45 ID:q3aoCRI60
おつー
こういうロミスもいいなw
321
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 08:36:32 ID:mfHZSf1M0
乙
( ;∀;) イイハナシダナー
322
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 08:52:07 ID:oR4e1KiM0
ロミスがEDに…
323
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 10:20:15 ID:gaTkxepA0
これがロミスの正しい使い方だったか
324
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 11:54:41 ID:ZvCW8Ws60
乙
百物語でロミスを見るとは思わなかった
325
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 12:10:26 ID:Lij/sCxI0
なんか今回アサピーこんな役回りばっかwww
乙!
326
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 15:01:48 ID:UL4L1rHM0
わりとアホな話でも百物語まとめページで読むと雰囲気でるんだな
配色でここまで変わるとは思わなかったわ
327
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 15:41:59 ID:Lij/sCxI0
今日で最終日か……
328
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 17:27:14 ID:NxvSX50Q0
どうしても都合がつかないんだけど明日の夜に遅刻していいかな……?
329
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:12:41 ID:Wi5dJYIw0
私は一向に構わんッッッ!!!!(AA略)
330
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:15:44 ID:v1eOSk.g0
俺も都合がつかないんだけど諦めてもいいかな……?
331
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:18:49 ID:Wi5dJYIw0
…執筆までは諦めてくれるなよ
待ってるからな!!!
332
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:25:13 ID:F2Yu0G3I0
63本目を頂きます
('A`)セックスだあああああああ!!!!!(´・ω・`)のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376817824/
.,、
(i,)
|_|
333
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:32:13 ID:Lij/sCxI0
!!?
334
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:42:03 ID:F2Yu0G3I0
63本目投下終了です。お疲れ様でした
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376817824/
335
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 18:43:37 ID:F2Yu0G3I0
蝋燭を消すのを忘れていました
(
)
i フッ
|_|
それでは、百話目指して頑張りましょう
336
:
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:32:34 ID:t50i03ro0
お、乙……
64本目いただきます。
.,、
(i,)
|_|
337
:
閻魔様の憂いのようです 1/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:34:32 ID:t50i03ro0
死んだ人の魂はまず閻魔様(´・ω・`)の前に連れていかれます。
そこで天国に行けるか、地獄に堕ちるのか、判断されます。
裁判所のようなものだと思ってください。
そんな場所でのお話です。
(´・ω・`)「はい、次の方どうぞ」
338
:
閻魔様の憂いのようです 2/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:35:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「君が今回の魂か。事情はわかってるよね」
川 ゚ -゚)「はい」
(´・ω・`)「それじゃこれから行き先を決めるからね」
川 ゚ -゚)「あの」
(´・ω・`)「ん?」
川 ゚ -゚)「地獄に行きます」
339
:
閻魔様の憂いのようです 3/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:36:52 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「……」
川 ゚ -゚)「地獄に」
(´・ω・`)「ああ、いいよ繰り返さなくても。
えっと、行き先を決めるのは私なんだ。すまないね」
(´・ω・`)「それに、君の素行についてのデータもいろいろ集めたんだけど
どうも地獄に行くような人には思えなかったんだけどなあ。
事情を説明してくれる?」
川 ゚ -゚)「親友を殺しました」
(´・ω・`)「親友……」
(゚、゚トソン「閻魔様、ちょっと」
(´・ω・`)「ああ、小鬼のトソンちゃん。なんだい」
(゚、゚トソン「この人の親友は次に並んでもらっているデレさんです」
340
:
閻魔様の憂いのようです 4/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:37:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「あー、なるほど。一緒に死んだのね。
じゃあちょっとデレさんも呼んで来てもらえる?」
(゚、゚トソン「はい」
スタスタスタ...
――バタン
ζ(゚ー゚*ζ「閻魔様!」
(;´・ω・`)「うおお! 入ってきていきなり叫ぶのはやめてくれないかな」
ζ(゚ー゚*ζ「すいません! でも、聞いてください!
クーちゃんは悪くありません! ていうか私たち悪いことしてません!
どうか私たちを天国に送ってください!」
(´・ω・`)「だから勝手には決められないって……
事情は何よ」
ζ(゚ー゚*ζ「私とクーちゃんはいじめられていました。
もともとは引っ込み思案だった私がいじめられていて、それを庇ったクーちゃんも巻き添えで。
それで生きるのが辛くなって、クーちゃんと一緒に練炭自殺しました」
ζ(゚ー゚*ζ「クーちゃんは私を殺したというけど、そもそもどっちも死にたがっていました。
だから問題はないはず、地獄に行くようなそんな言われはないはずです」
341
:
閻魔様の憂いのようです 5/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:39:10 ID:t50i03ro0
川 ゚ -゚)「デレ、そんなこと話さなくていいよ」
ζ(゚ー゚*;ζ「クー! どうして」
川 ゚ -゚)「私のけじめだよ。結局私は君を守ることができなかった。
いじめられていた君を助けようとしても上手くいかず、こんなとこまで来てしまった。
その罪を償いたいんだ。わかってくれ」
ζ(゚ー゚*;ζ「クー……」
(´・ω・`)「…………」
(´・ω・`)「あーあ」
(´・ω・`)「まーたこういうのか」
342
:
閻魔様の憂いのようです 6/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:39:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「あのね、最近君のようなの増えてるのよ。
人間の短い一生を終えたくらいで自分の全てを悟った気になっちゃってる奴」
川;゚ -゚)「え、私ですか?」
(´・ω・`)「そうそう。
それでその反省の末にちょっと地獄寄ってくるわーみたいな。
なんか、地獄を便利な懺悔室のようにでも思ってるんじゃないのかね」
川;゚ -゚)「違うんですか?」
(´・ω・`)「地獄ったって単純に苦しい思いをするだけじゃないんだ。
そこで行われる苦行は魂を浄化するためのもの。
人間として生きているうちではどうしても矯正できなかったひっどい部分を直すのさ」
(´・ω・`)「で、君の話を聞くと、君は別に魂が穢れているわけじゃない。
たまたま環境が悪くてネガティブ思考が離れなかっただけだ」
川;゚ -゚)「で、でも私、けじめを……」
(´・ω・`)「うん。だからね、ちょっと生きる環境を変えてみよう。
地獄だの天国だの行く前に、もういっちょ別の人へ転生してみようか」
343
:
閻魔様の憂いのようです 7/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:40:53 ID:t50i03ro0
川;゚ -゚)「え!? い、いいんですか?」
(´・ω・`)「トソンちゃん手続きお願い」
(゚、゚トソン「はい」
川;゚ -゚)「あ、あの」
(´・ω・`)「ああ良いよもちろん。
君は死ぬの早かったからね、ずいぶんもったいないことをしているよ。
もっと生きて視野を広げてみるべきだ。そして死んだらまた私のところへ来なさい」
川;゚ -゚)「…………」
川;゚ -゚)「そう……ですか……」
川;゚ -゚)「てっきり、てっきり人を殺したら地獄に行かなきゃならないと思っていたから」
川;゚ -゚)「私、私……」
344
:
閻魔様の憂いのようです 8/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:41:53 ID:t50i03ro0
ζ(゚ー゚*ζ「クーちゃん! 良かったね!」
川;゚ -゚)「デレ……」
ζ(゚ー゚*ζ「地獄なんて行く必要無かったんだよ!
これからも私たちずっと一緒に生きていられるよ!」
川 ゚ -゚)「あ。ああ……」
(´・ω・`)「ああちょっと」
ζ(゚ー゚*ζ「はい? 今度は私ですか?
私も転生したいんですけど」
(´・ω・`)「だから勝手に決めんなって」
(´・ω・`)「それと」
ζ(゚ー゚*ζ「それと?」
(´・ω・`)「君の行き先は地獄だから」
345
:
閻魔様の憂いのようです 9/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:42:52 ID:t50i03ro0
ζ(゚ー゚*;ζ「……」
ζ(゚ー゚*;ζ「……は?」
ζ(゚Д゚*;;ζ「はああああああああああああああああああああああああ!!!?」
346
:
閻魔様の憂いのようです 10/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:43:53 ID:t50i03ro0
ζ(゚Д゚*;;ζ「な、なんで!!」
(´・ω・`)「トソンちゃんが君の資料もついでに持ってきてくれたからね。
君の事情もわかった。君の魂には浄化が必要だ」
ζ(゚ー゚*;ζ「じょ、浄化って……私はクーちゃんと一緒にいじめられていただけで」
(´・ω・`)「はい、主観で言わない」
ζ(゚ー゚*;ζ「はあ!?」
(´・ω・`)「えーと、資料によれば……まず最初にいじめられていたのはデレさん」
ζ(゚ー゚*;ζ「はい」
(´・ω・`)「で、それを庇ったのはクーさん」
川 ゚ -゚)「え、ええ」
(´・ω・`)「それで最近になってデレさんがまたいじめられて、自殺と」
ζ(゚ー゚*;ζ「そうですよ、何も問題ないでしょう」
347
:
閻魔様の憂いのようです 11/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:44:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「あのさあ、デレさん」
(´・ω・`)「君、クーさんがいじめられたとき庇わなかったでしょ」
ζ(゚ー゚*;ζ「……な」
(´・ω・`)「それどころかいじめる側に加担していた素振りもあったみたいだけど」
川 ゚ -゚)「え?」
ζ(゚ー゚*;ζ「だ、だって協力しなかったらまたいじめられると思ったし」
(´・ω・`)「本当にそれだけ?」
ζ(゚ー゚*;ζ「そ、それだけって」
348
:
閻魔様の憂いのようです 12/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:45:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「クーさんが次のいじめの標的にされたとき、ほっとしたんじゃないの?
あーもういじめられずに済むわー気軽だわーみたいな」
ζ(゚ー゚*;ζ「う……」
ζ(゚ー゚*;ζ「でも私はいじめられているクーちゃんの話し相手になってあげたし」
(´・ω・`)「それで? まさかそれでクーさんを助けたとでも言うの?」
ζ(゚ー゚*;ζ「だって」
(´・ω・`)「君はただクーさんが自分に依存してくるような状況を作りたかっただけでしょ」
ζ(゚ー゚*;ζ「なにを言って……」
(´・ω・`)「クーさん」
川 ゚ -゚)「は、はい!」
(´・ω・`)「君は毎週デレさんと一緒に遊びまわっていたようだけど」
川 ゚ -゚)「ええ、デレが誘ってくるものだから。
他に友達もいなかったし」
349
:
閻魔様の憂いのようです 13/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:46:53 ID:t50i03ro0
(´・ω・`)「そのときのお金や、移動のための車、食事や場所の配慮は?」
川 ゚ -゚)「私が、やりました。
あの、私の家がそれなりのお金持ちだったのでそれくらい軽く配慮できました。
とはいえそのお金持ちってところが鼻について、いじめの対象になったみたいですけど」
(´・ω・`)「あー、まあそういうこともありますね。
さてデレさん」
ζ(゚ー゚*;ζ「な、何よ! まさかちょっとお金をもらってたくらいで魂穢れてるっていうの?」
(´・ω・`)「ついでにクーに友達ができないように徹底的に根回しして
そのお金を自分のためだけに使われるような状況を作り出した事情も含めてだけどね」
川 ゚ -゚)「そうなのですか?」
(´・ω・`)「そうだよー天から見てたよー。
君は相当普通の人だ。そんな人が何年にもわたっていじめられ続けるのはおかしいんだよ。
君はデレさんに取りつかれてひどく視野が狭く育ってしまったみたいだ。かわいそうに」
350
:
閻魔様の憂いのようです 14/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:47:53 ID:t50i03ro0
ζ(゚ー゚*;ζ「違う……」
ζ(゚皿゚*;ζ「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!」
ζ(゚皿゚*;ζ「クーちゃんが私に依存していたんじゃない!! 私がクーちゃんに依存していたの!!」
川 ゚ -゚)「デレ……」
ζ(゚Д゚*;ζ「私自分の意思がすっごい薄弱だから、もうずっと、自分の意見なんてなくて人にいじられっぱなしで
そんなとき現れたクーがとってもとってもカッコよかったから、だから……だから離れたくなくて」
ζ(゚Д゚*;ζ「だから私がまたいじめられたときすぐにクーちゃんに相談したのに。
ずっと一緒にいられるようになりたかっただけなのに、どうしてこんな……こんな」
ζ(゚Д゚*;ζ「ねええ、閻魔様!! 私は臆病なだけなの!! 病んでるの!!
精神病なの!! もう何年も心療内科にかかっているんだから。
本当よ、その資料にだってちゃんと書いてあるでしょ!?」
(´・ω・`)「あー、ほんとだ」
351
:
閻魔様の憂いのようです 15/20
◆MgfCBKfMmo
:2013/08/18(日) 19:48:54 ID:t50i03ro0
ζ(゚Д゚*;ζ「でしょう!? ほら、だから情状酌量の余地があるはず」
(´・ω・`)「いやいや、それは人間のルールでしょ」
ζ(゚Д゚*;ζ「でも、だから、私はまともな人じゃないんだし、そんな重い罪なんて」
ζ(゚Д゚*;ζ「あ」
「おお、自分で気付いたね」
「そうだよ、そういうことだよ」
「まともじゃないから浄化しなきゃならないんだ。地獄へ行ってね」
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