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('A`)百物語のようです2013( )
268
:
名も無きAAのようです
:2013/08/18(日) 02:43:21 ID:LVKCabws0
この歳になると、年々知人の葬式に出向く機会がポツポツと現れる。
大学以来の友人であったドクオが死んだのも、先月のことだった。
通夜で会った彼の奥さんであるクーさんは、明らかに疲弊し困惑していた。
それもそのはずだ。
いくら不慮の事故死とは言え、30歳での死は誰にとっても早すぎる。
祭壇に飾られたドクオの遺影はいかにも不健康そうで、そして変わらなかった。
懐かしい顔を眺めていたそんなとき、俺はあることをふっと思い出した。
それは確か学生時代、飲み会の帰りのことだった。
俺とドクオは終電までの時間を潰そうと、暗闇の街をあてもなく歩いた。
やがて疲れた俺達は、知らないマンションの敷地で勝手に座り込んでいた。
('A`)「……馬鹿みたいに暑いな」
( ´_ゝ`)「ああ。飲みすぎたんだ、俺達は」
('A`)「……」
( ´_ゝ`)「……」
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