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('A`)百物語、のようです

10名も無きAAのようです:2013/08/17(土) 00:38:59 ID:adaBwzoE0

そんな彼女が、中学校に進学した。

言い方は悪いが、キュートには人にすぐ甘えたり、頼るところがあってな。
彼女の両親は、あの子が中学校に上がっても大丈夫なのかと、とても心配していた。


o川*゚ワ゚)o 〜♪


――結論から言えば、キュートは中学校でもうまくやっていた様だった。

どうやら中学にも世話焼きな子がいたようで、その子があれやこれやと彼女の世話を焼いてくれたらしい。
持つべきものは、心の友というやつだな。

キュートが、中学に入学して一ヶ月。
彼女の学生生活は充実しているようだった。
友人も出来たし、部活にも入った。勉強は苦手だけれども、英語だけはちょっと得意。
ごわごわとした制服や、履きなれない革靴、鞄の重さにも大分慣れてきたのだそうだ。


o川*゚−゚)o「あのね、どーしよう。
       キューちゃんはどうやら、恋というものをしちゃったらしいのです」


――そんな彼女が私にそう打ち明けたのは、ちょうど五月の頭。
私が連休を使って、キュートの家に泊まりに来ていた時のことだった。

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