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ξ゚⊿゚)ξは夢を見るようです

465 ◆7mt.DZ.sYo:2013/08/24(土) 14:13:09 ID:rwN06UWc0
◆第22話◆

XX24年 U月


陽が短くなり、そろそろ肌寒くなってきたが、さすがに今日の店内は絵に描いたようなお祭り騒ぎだった。


開店五周年。
流行るまでに少々時間がかかったため、盛り上がりが見込めなかったというこの店は、今までパーティーらしいパーティーなどしたことなかったそうだ。


ところが今では、店内は満席どころか座りきれなかった客が立食するという有様で、今日は少しでも場所を確保するため、普段カウンター席に置かれている足の長い椅子は全部撤去されていた。


ただでさえ、こんな祭の日は店側から客に対して、限られた範囲内ではあるが破格の値段で酒やら料理やらを大盤振る舞いする日だが

記念品作りに助勢したツンや彼女が呼んだ客は、招待客として扱われ、申し訳程度の祝儀のみでほぼフリードリンクで良いとの優遇ぶりだった。


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