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Ammo→Re!!のようです
621
:
名も無きAAのようです
:2014/06/08(日) 21:31:14 ID:Xf6oanDE0
金属の扉の向こうから、低い唸りの様な音が聞こえ、ゆっくりと壁が床に沈んだ。
そして、回転式金庫の中からそれが現れた。
(´・ω・`)「――素晴らしい!!
これが……これが……!!」
縁が金色に塗装されただけの長方形の黒柩が、そこにあった。
光沢のないコンテナの表面には、擦り傷さえついていない。
ざっとした目測ではBクラスに分類されるが、性能はCクラス並みの高性能な機器を搭載している。
まだ見ぬその中身は、これまでに出会ったどの棺桶よりもショボンを興奮させた。
(´・ω・`)「……“ドリームキャッチャー”!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
制作協力【全てのブーン系読者・作者の皆さん】
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ショボンを追うデレシアとトラギコは、非常階段を使って地下を目指していた。
エレベーターに伏兵を配置していた用意周到さを見ると、エレベーターに爆発物を仕掛けている可能性が高かったからだ。
市長を人質にしたショボンは、オアシズの地下二階に位置する金庫室に向かっているとデレシアは推理した。
地下二階に行くための道はエレベーター以外にもある。
デレシアはその道を知っていた。
やられっぱなしも性に合わないので、デレシアは別の手を使ってショボンの逃走経路を妨害することにした。
トラギコの棺桶を利用して、第三ブロックのエレベーターの昇降を行うワイヤーを切断させたのだ。
これで上に向かう道を制限し、時間を稼げる。
階段を駆け下りる途中、先頭を行くトラギコは後ろを見ずに質問した。
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