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Ammo→Re!!のようです
156
:
名も無きAAのようです
:2013/09/26(木) 21:59:00 ID:W2H0TbLI0
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Ammo→Re!!のようです
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::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::: |:::: Ammo for Reasoning!!編
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‥…━━ August 4th PM 12:00 ━━…‥
分厚い扉が鈍い音を立てて背後で閉まる。
自動的にバルブが回転して完全に扉がロックされると、そこが全くの別世界に繋がる通路であることが分かった。
床には灰色の絨毯が敷かれ、壁にはつなぎ目一つない。
幅十フィート、高さ十五フィート、長さ五十ヤードの通路の天井は全体が白く発光しており、薄暗さはなかったが息苦しさはあった。
通路の奥にはサングラスと黒のスーツ、そしてH&K MP5K短機関銃で武装した男が二人立っていた。
扉の傍に腰ほどの高さがある譜面台のような物があり、細い支柱の先には青白く輝く薄い液晶画面が付いている。
液晶画面にはカードを画面に触れさせるようにと指示文が表示されていた。
偽装カードを使われることを防ぐための、最後の検問所だ。
(■_>■)「カードをこちらに」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
画面にカードをかざすと、扉上部が緑色に光った。
続けてブーンがかざすと黄色に、ヒートの時には青色に変わった。
これは、予約している人間が全て揃っていることを確認するための仕掛けで、乗船券購入の際に申請した人間が揃わなければ別室に案内され、揃うまでそこで待機することになる。
ここまでするのは、団体客に成りすまして船で悪事を働かれないようにと云う狙いがある。
(■_>■)「ありがとうございます。
ようこそ、オアシズへ」
男が画面に掌を押し当ててから恭しく一礼すると、空気が漏れる音と共に扉が勢いよく沈んだ。
その先には、世界最大の豪華客船オアシズの絢爛豪華な内装が待っていた。
(*∪´ω`)「おー!」
ノパ⊿゚)「……おぉ!」
そこは、街があった。
大きく切り抜かれた継ぎ目のないガラスの天井の向こうには、生き物のように蠢き、水面のように揺蕩う黒雲が浮かんでいた。
躓かないように鏡面加工された特殊素材のレンガを敷き詰めた床にはゴミ一つなく、隅々まで清掃が行き届いている。
飲食店などが適度な間隔を空けて立ち並び、楕円形の吹き抜けの上に架かる幅広の橋には木製のベンチと、鮮やかな緑色の葉を茂らせる観葉植物が置かれていた。
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